仲間達のジャガイモへの取り組みを覗いて見ようかなと。農園内をフラフラと散策していたら、現在のところ4名の仲間が種芋の植え込み完了である事が解った。無論、その中の1名は子狸である。未だ着手出来てない者も少なからずあるようだ。まだまだ植え込みは可能だ、極論すれば今月中なら不可能では無いだろう。収穫の遅れや夏野菜への取り組み等に影響が出るかとは思うが、まだまだ間に合うので挑戦を。
①草刈名人氏のジャガイモ畑
それぞれの植え込み状況を勘案しつつ、その手法を覗いて見ようかと思う。まず最初は草刈名人氏のジャガイモ畑、長老の影響がモロに出たような印象だ。高畝で中央部に溝切り、溝の中に種芋の植え込み、植え込み後は稲被の被せ・・・・・・と言ったスタイル。この方式は確か長老が最初に始めた模様だ。子狸も基本、その線に沿っている。
②長老のジャガイモ畑
二番手は仕掛け人の長老の畑、彼が主導する栽培スタイルそのものだ。画像でご確認戴けるかと思うが、上記の草刈名人氏の畑の特徴と一緒でしょう。彼の大きな特徴は全てに於いて高畝の採用が見られる事。通常は作業が大変なので程よい高さで妥協するものだが。彼の場合、畝高が30センチほどあり、畝幅もそれなりに広い。土寄せ等を考慮して最初から意図的に取り組んでるようだ。
③百姓候補生氏のジャガイモ畑
三番手は百姓候補生氏のジャガイモ畑、基本線は長老方式だが稲藁の配置は無い。彼の場合、意図があって稲藁を外したのか不足気味だったのか不明だが、上記2名とは大きな相違だ。確か昨年は稲藁を採用していたかと思うので、今年は稲藁が不足気味なのだろう・・・・・・と推測。稲藁が無いので覗けるのだが、埋設した種芋と種芋との間に元肥が散布してある。上記2名は藁で見えなかったが、或いはすき込んでいるのかも。
④子狸のジャガイモ畑
最後が子狸のジャガイモ畑だが、基本線は長老式の踏襲である。稲藁は意図的に外した、無論、在庫が無いという事情もあったのだが。外した理由は、今年は暖冬気味。最早霜や雪の恐れは無いものと推定した。溝切りの中で種芋には薄く土を被せているが、冷え込みにも耐えうるだろうと判断したのだ。吉と出るか凶と出るか・・・・・・。
⑤既にお馴染みの種芋達
斯様に我々の農園では、長老が始めた栽培方式が基本線となり、各位が多少アレンジして挑戦している。何事もそうだが、最初に仮説を立てて挑戦する勇気には敬服するしかない。誹謗中傷等(?)をものともせず、新たな手法に挑みたいものである。