smilykazさんからメールを頂きまして、
わたくしなりに調査した「ライダーのための低価格・無料宿泊所になっている廃車体」を纏めてみようと思います。
北海道の鉄道車両利用・ライダーハウス一覧
存在が確認できているのは
順不同で
日高地方から
新冠町のライダーハウス
オハフ45-505の函館所属だったと思われる半室カーペット車を利用したもの。
うっすらと白い太帯が見えますがこれが現役時代の塗装です。
新冠駅から徒歩5分ほどです。
道南バス氷川神社前
富内町・冨内線冨内駅跡にあるライダーハウス。
オハフ33-1568とスハ45-26です。
こんなカットしかなく、もう一度訪れたいところ。
現存では希少になった、スハ42系の断面を持つ戦後型オハフ33ですね。
平取町、冨内線振内駅跡にあるライダーハウス
このような構内です。
スハ45-37
スハフ42-519です。
ガスが使えるみたいですね。
続いて
美瑛町幸町8丁目にある「ライダーハウス白樺」の
スヤ52-2
元スロ51-8ですね。
この車体が残っているのは全国ここだけかも。
現在は休業している噂もあります。
小学生の頃に苗穂工場公開のときに撮影した同車。
確か1986年だった気がします。
http://www.geocities.jp/akanouda/PC/syokuyou.htm
ここに現役時のカラー写真がありました。
ライダーハウスとは撮影エンドが異なり、扉が1両で3箇所という特殊配置ということがわかります。
オホーツク方面では、現在ツアー記事真っ最中なんですが
先日書いた記事の勇網線卯原内駅跡のオハ47-508
室内。
勇網線計呂地駅跡の
オハ45-17とオハ62-92
手前が45で奥が62
オハ45
室内改造されているオハ45-17
オハ62
現役時代の姿のままのオハ62-92
上湧別町の五鹿山公園のライダーハウス
スハ45-531(手前)とスハフ42-518(奥)
これの記事は後ほど廃車体ツアー記事で詳しく書きます。
スハ45
内装。
寝どころ改造済み
スハフ42
サロン扱いのスハフ内装
現役時のままですね。
常呂町字吉野の「虫夢ところ昆虫の家」のライダーハウス、スヤ42-4
ライダーハウスというより研修宿泊所かな。
内装。
津別町共和の津別21世紀の森
オロネ10-502とスハネ16-510
オロネ10
内装
スハネ16
現存ここだけの貴重品ですが、残念ながら現在はアスベスト問題により閉鎖中です。
活用されていた5年前までは冷房も稼動していたんです。
内装。
一般型客車B寝台昼姿を久しぶりに見ました。
津別町相生の相生線北見相生駅跡のライダーハウス
スハフ42-502
クーラー装備。
内装は取り損ねています・・・。
リネン庫しかなかった・・・カーペットだったはずです。
以上がまだ現役、または現存する客車ライダーハウスです。
気動車ライダーハウスは全滅してしまいました。
過去にあったものでは、
smilykazさんの記憶にある釧路駅構内ライダーハウス、
根室駅構内ライダーハウス、そのほかには帯広駅構内ライダーハウス、
富良野駅構内ライダーハウスがありました。
が、
いずれも閉鎖、釧路のものは
スハ45-15
スハ45-16
スハフ44-8
スハフ44-103
ですが全て平成11年に解体確認。
根室は
スハ45-45
スハフ42-511
スハフ42-520
でしたが解体確認。
帯広は撤去されて、暫く帯広のコンビニ駐車場で保管されていましたが、
ツアー後も存在していて近くを通過していたにもかかわらず撮ることなく
http://tokatikara.hp.infoseek.co.jp/kani/album/train.htm
2007年ツアーでは解体を確認。
マロネ41の改造だっただけに残念です。
もう一台は現存しているようですが、未発見です。
富良野も撤去されて解体されたかと思ったのですが・・・
こんな姿で3年前に確認。
色は晩年の色ですが、車体真っ二つです。
ね?
台車も打ち投げてあります。
これ、「北の国から」の撮影野外スタジオだった「五郎の家」の裏手にあります。
どうもその施設にするために運び込んだらしいのですが・・・。
↑回答になったでしょうか・・・?
↑本日作業後に締め切りです!
都電開始の前に
新アイテム。
ドレメル製のリューターを購入しました。
案外でかい。
ちょっと意外。
5000回転から35000回転まで可変で、35000回転って今までのリューターより5倍も回転数が高い。
トルクフルで、ブレも少ないのがいいですね。
これのお陰で今日は進めました。
この状態から
ワイパー穴を。
リューターで0.4mm穴を開けます。
ロストのごつい金属でも開いてくれます。
水切りは低粘度瞬間接着で。
半田のコテコテのところにこんな細い部品だもん。
写真と見比べながらディテールアップ。
0.5mmでロストワックス鋳造部品に穴を開けていきます。
非力なリューターや手回しではちょっとやる気がおきない。
水付けて冷やしながら開口。
こんな帯材で
0.5mm真鍮線を挟んで
割りピンを成型。
植えて行きまして接着。
こんな感じね。
ビューゲルを制作に入ります。
板を折り曲げてクネクネやるワールドらしいやり方。
台座。ここまでは簡単。
挽き物にエッチング板を半田付けする部分などはバーナー無しではできないかも。
万力にピンセットで挟んだ部品を挟んでバーナー。
板を半田。
固定位置決めする要素無しなんで一発勝負
バネなどを仕込んで
半田。
バネはバネの動きさせません。
磨いて組み付けて、それぞれの多層台座を半田していきますが、全てバーナーです。
できた。
ビューゲル紐通しも
バーナーで半田。
組み付けも全て半田していきます。
取りつけるべき部品は全て取りつけた。
ドアの桟がまだ未解決。
屋根のぼり手すりはちょっと取り付けが厳しそう。
ロスト硬いんですもの・・・。
穴ポンチだけでも打ってくれればまだやりようがあるんですけど、
保存車に無いから無いんでしょう。
↑塗装前に若旦那に確認
↑本日午後に一旦締め切りまーす
拓殖のつづきです。
ヘッドライト穴、テールライトを取り付ける穴、何か解らないけど実物の床から這い出るパイプをそれらしく取り付けます。
前面にあった、砂箱と思しき箱が良いものがなかなか無くて困っています。
磨いてみた。
ヘッドライト、本当は産業用の汎用物っぽいのですが、どうにも考えが及ばず、
やむなく小さいものとしてアルナインのメタル製ヘッドライトをエポキシで取りつけ。
豪華すぎる感じですけどね。
もっと情けないものが付いていたんですけど。
テールライトもやはり小糸とかスタンレーの汎用ランプっぽいんですけどね。
これは流石に大きいもの取り付けるとイメージ変わりすぎなんで、光学繊維を膨らませたものにしようかと。
↑本当は組まなきゃ行けないものがあるんだけど
↑週末に来てしまいました。