今年も年賀状を出す予定で今日購入しました。相手方から今年度をもって賀状の挨拶をやめさせていただきますと言われると出すに出せない。そういう相手方が多くなったのと相手方が鬼籍に入られた人たちも多くなり、だんだんと枚数は減っていきます。私たちもそれだけの歳になった証拠なのでしょうけれど、家人は天邪鬼〔あまのじゃく〕ですからそれを認めようとしません。意地になっても続けようと試みるタイプです。私は仕方なく家人と付き合って賀状を出しています。
賀状を購入してきて家のポストの中を見ると訃報のハガキが入っていました。家人によれば家人が入社したとき、その人は本社工場の製造部門長でした。工場関係一筋でその後、役員にもなられました。間接部門の家人との接点は全社的品質管理で間接部門の長も大学の先生方の指導を受けるときに関係役員も臨席されていてそのときにご指導を受けた程度でしたが、人生は不思議なもので直接の部下でもないのに賀状を頂き、恐縮してその後40年近く年賀交換することになったようです。その人は会社を退職されてからはスイミングに熱中され、老後の過ごし方を学ばせていただいたと家人は言います。家人が今、テニスをやっているのも多分にその人の影響でしょう。家人はこのようにご厚誼を受けたことに感謝し、そのお礼も言えず残念だと言う。ほとんど賀状だけのお付き合いでしたがこうして導いていただけたことは家人にとって幸運だったと私は思います。
◆鶏モモ肉のロースト、バルサミコソース.クレソン添え ◆里芋コロッケ ◆白菜サラダ ◆ポテトポタージュ ◆ご飯
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