家人が火曜日のテニスで靴に力が入らず滑って転げそうになったので家に帰って来て靴底を見ると前の方が磨り減ってオムニコート用の刻まれた模様が消えかかっていた。怪我をする前に新しい靴を買わないといけないとスポーツ用品店に出掛けて行ったがなかなか戻って来ない。テニス用品の売り場に店員さんもいなかったので、見本で出ている靴を何足も試し履きしていたと言う。それで自分に適した靴を見つけた。それは左半足で表側の見本棚に出ていますが右半足は箱に入って見本棚の裏側の棚に仕舞われています。しかし、裏の棚には他の見本品の箱はあるのですが、家人が探している箱はありません。何回見ても、他の棚や場所も探しましたがありません。店員さんに探して貰うと即、購入するはめになるので悩んだ末、店員さんを呼び、目的の箱を探して貰ったそうです。店員さんは通常置かれている場所にないことを確認し、全く違う場所から箱を持って来たと言う。その箱には右半足が入っており、左右両方の靴を履いて足の感触を確かめて購入することに決めましたが、安いものの倍はしますので倹約家の家人としては難しい決断だったろうと思います。高級なものを買っても道具やウェアだけで上手にはなれませんものね。身体全体を入替えないとダメで、それでは他人になってしまいます。自分であるためには細かな所作において改善し、本番でも改善したフォームで走り、打てることが必要です。10年以上やってきて初めて気付くこともあると言います。考え考え練習することが必要だと言い、毎日の練習を家人は欠かしません。それは運動神経が無いからでもありますが続けています。多分、その成長は木の年輪の如くなのでしょう。
◆茄子グラタン ◆レンコンサラダ ◆セロリー葉の当座煮 ◆きのこスープ ◆ご飯
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