大雲寺・遮那林 天台系 単独寺院
岩倉観音・善光寺如来 行基菩薩ゆかりの寺
天禄2年(971)円融天皇勅願寺として創建された。行基菩薩作 11面観音を本尊とし最盛期には数十の堂舎と千有余人の僧を擁し洛北屈指の名刹として智証大師流の天台法門を伝えた。
紫式部の「源氏物語」や「太平記」井原西鶴「好色一代女」等に当寺が舞台として登場する。
宋に渡った成尋の事も有名である。戦国時代の兵火で多くの建物を失い寛永年間に一部再建されたが昭和60年に「不二坊」の旧地の現在地に移転した。
岩倉観音の疾病平癒の霊験は古来有名である。
寛政の文字がある 1789年~1801年
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