上流を見ると第3トンネルの西口が見えます
蹴上浄水場の東,日向大神宮参道に面しています。ここで第一と第二疏水の水が合流し,水は浄水用と発電用に分けられ,一部は閘門(こうもん)によって分線に流されています。最初は疏水運河を上下する船を留め,水運調整を計った所でした。京都市によって復元整備され,一帯は公園になっています。
第3トンネル西口
扁額
美哉山河(うるわしきかなさんが)
三條實美(さんじょうさねとみ)
意味 なんと美しい山河であろう
扁額の上部には S TANABE M E DR ENG ENGINEER-IN-VHIEF WORK COMMENCED AUGUST 1885 COMPLETED APRIL 1890
(主任技師の田邉朔朗工学科博士によって、 1885年8月~1890年4月の工事で完成したものである)の文字が刻まれています。
琵琶湖疏水は、明治維新で東京に都が移り、活気を失っていた京都の復興を目指して、明治18年(1885)に建設を始め、明治23年(1890)に第1疎水が完成しました。
疎水の水は、水車動力、舟運、灌漑、防火などに使われ、さらに日本初の事業用水力発電に用いられました。生み出された電力によって、工業が発達し、日本初の電気鉄道が走るなど、京都はにぎやかさを取り戻していきました。琵琶湖の豊かな水を引いたことは、京都の発展をもたらしたのです。
多くの恵みを京都にもたらした琵琶湖疏水は、今も水道や発電などの水として、市民の生活を支える源となっています。
橋の上からみえる 取水口 この水はどこへいくのか 不明
下流をみると 船が展示してありました
水の流れはありません
青サギがいました
上流側に トンネルの入口が見えます
どこへ行くのでしょうか
一段低くなっています
探索はまだまだ 続きます
まち歩き
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今回の川柳
景色よりトイレを選び通路側 /かおる
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