京都市上京区七番町339
臨済宗 建仁寺派
寛文9年(1669)杲山禅師を開山。元禄14年(1701)火災にあう。
宝永3年(1706)伏見宮貞致親王によって再建された。明治初年に臨済宗建仁寺派に属する。
本堂には聖観音像を安置。玄関前の庭は「心月庭」といわれる。
光清寺
当寺は寛文9年(1669)伏見宮貞致親王が御生母慈眼院殿心和光清尼公の菩提のため弘杲和尚を開山として創立された。
創立当初は天台真言華厳禅の四宗兼学で声実庵と称したが宝永3年(1706)堂宇を焼失し伏見宮永親王により再建された。
この時宮家御生母の法名をもって寺号とし心和山光清寺と改められた。
尚宮家の縁故により無本寺格とし宮準門跡に列せられ明治初年臨済宗建仁寺派に所属した。本堂に安置する聖観世音菩薩立像は慈覚大師の作と伝えられ辨天堂は旧伏見宮邸より遷座された
辨天堂の南側にかかげられている絵馬は俗に「うかれ猫」と云い出水の七不思議の1つに数えられている。本堂前庭の「心和の庭」玄関前庭「心月庭」は重森三玲により作庭された。 心和山 光清寺
乾 33所観音 第6番
浮れ猫絵馬
鎮守弁天堂の庇に掲げられている。
絵馬に描かれた猫、(写真)
三味線の音を聞くと浮かれ出るので、金網をかぶせたところ、
そのことがやんだといわれています。
古来 出水の七不思議の1つとされ、
これにより 三味線上達祈願の信仰があります
右の小さな庭が 「心月庭」
造園家 重森三玲 によってつくられた 禅院式枯山水の庭園
鐘楼
左の塀越しに屋根が見えているのが 弁天堂
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