開基 足利4代将軍 義持公
足利義持
1386~1428 室町幕府の第4代将軍、3代将軍義満の子。1394(応永1)年に9歳で将軍になったが、実権は義満がにぎっていた。義満の死後、義満に太上天皇の尊号をおくろうとする朝廷の意向を断ったり、日明貿易を打ち切るなど、父と反対の政策をとり続けた。1423(応永30)年、将軍職を子の義量(よしかず)にゆずって出家したが、2年後に義量が若くして死ぬと、重臣らに補佐されて再び政務をとった。1428(正長1)年、義持は重病となったが、あとつぎを決めずに死んだ。