かんりにんのひとりごと

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酒蔵と会津・土佐・長州藩邸跡・・・

2022-09-04 | 観光・旅行・京都検定

 

日曜日の朝は、いつもの喫茶店に行って、読書をすることにしています。

 

家で読んでも良いのですが、喫茶店でおいしい飲み物を飲みながら、読む方がリラックスできて好きです。

 

喫茶店へ行く途中で、少し回り道をして、スマホで写真を撮りました。

 

 

 

 

このあたりは、酒蔵が多い地域です。

 

何年か前に、整備されて、綺麗になりました。

 

 

 

以前、このあたりの写真をブログでアップしたことがありますが、その時は一眼レフカメラで、一生懸命撮影したのを思い出しました。

 

今でも残っているかもしれません。。。

 

その時には、あまり気にしていなかったのですが、このあたりには江戸時代の主要な藩の藩邸跡があります。

 

 

 

 

すぐ近くに土佐藩邸跡がありました。

 

そのまたすぐ近くに、戊辰戦争の際に、会津藩が拠点とした伏見御堂跡があります。

 

 

 

 

大阪から、大挙して京都に入った会津藩はこの場所を拠点にしたと言われています。

 

 

今では保育園になって、子供たちが、毎日通ってくる場所です。

 

昔の戦の面影は、全く見られません。

 

そんな地域をうろうろしながら、喫茶店に到着・・・。

 

 

まだ暑いので、アイスティーを注文して、読書タイムに・・・。

 

 

幕末に活躍した新選組の生き残りの「永倉新八」さんが語った話を新聞社の方が、書き起こした物語でした。

 

永倉さんは、新選組でも一二を争う剣豪でした。

 

しかし、幕府軍は朝敵とみなされて、新選組はその手先ということになってしまいました。

 

明治になってからも、身を隠すように生きてこられたようでした。

 

多くの隊士が名前を変えて、新選組時代のことを語ることは、あまりなかったようです。

 

明治の終わりころになって、70歳を過ぎたあたりから、新聞社の方にお話をされたとのことでした。

 

まるで、最後の力を振り絞るかのように、事前にメモなどを書き留めながら、必死で語られたそうです。

 

この連載が終わった一年半後に、永倉さんは75年の生涯を閉じられました。

 

生涯が戦闘の連続であった永倉新八さんですが、この本を残すことが、最後の戦いであったと、子孫の杉村悦郎さんが書いておられました。

 

幕末の物語が続きましたので、次の読書は少し軽いお話にしようかと考えています。

 

 

 

 

帰りに長州藩邸跡を通って帰りました。

 

本当に近くに密集していたんですね。