今朝は、散歩をしているとお月さまがまだ残っていました。
細い月で、もうすぐ新月になろうかとしている月でした。
ということは、旧暦では月末になるのか・・・。
旧暦は、月の満ち欠けを一か月としているので、月がどれくらい欠けているかを見れば、今日が何日なのかがだいたいわかります。
家に帰って調べてみたら、月齢が26.7で、日付で言うと12月の28日だとわかりました。
もうすぐ旧暦のお正月ですね。
中国をはじめ、韓国や台湾・ベトナム・マレーシアなど、アジアの国々ではまだ旧暦でのお正月を祝う国も多くありますね。
なぜ、日本は旧正月をお祝いしなくなったのでしょうね・・・。
もう一つの疑問は、二十四節気は「立春」から始まって、一年がそこから始まるのかと思っていたら、「立春」とお正月は同じ日ではないということです。
お月さまを基準に一か月が決まっているので、太陽暦と比べると、一年の長さが違ってきますね。
お月さまは29日ごとに満ち欠けを繰り返すので、単純に12か月にすると、一年が短くなってしまいます。
そのため、時々調節として、「閏月(うるうづき)」を入れると聞いたことがあります。
そんなわけで、毎年お正月の時期が違ってくるようですね。
今年の元日は、新暦では1月22日にあたるそうです。
(ちなみに、昨年の元日は2月1日でした。)
ちょうど、新月になりそうな日にちですね。
季節は明日には「大寒」を迎えます。
大変寒い時期に入ってきました。
なぜか、最近はこの「小寒」から「大寒」にかけてが、好きな季節になってきました。
野鳥の撮影には、持って来いの季節ですね。
空気が澄んで、山が綺麗です。
お寺巡りに行っても、人が少なく、凛とした静かな雰囲気が漂います。
サザンカは、すでに役割を終えたように散り始めました。
昨年は、雪の降る中をアオサギ君を撮影していました。
北国の方には、申し訳ないのですが、めったに雪が降らない地域では雪景色は貴重です。
アオサギ君やダイサギ君を見ながら、そんなことを考えていました。