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私立中高一貫校 2月の勝者 15巻まで大人買い 参考用

2022-08-27 07:35:17 | 日記
今年の盆休みは、わが子の勉強を一切見ることがなかったので、
時間が出来ました。
Tverで面白かった「婚姻届けに印を押しただけですが」を、TSUTAYAで借り、
※最近坂口健太郎さんがちょっとかっこいいと思っています
 ただいつまで続くのか、全く未知数です 私の芸能人熱は冷めるのが早いので
その時、ずっと欲しかった2月の勝者を大人買いしてしまいました。
途中値上がりして、予算よりも高ったです(笑)。

この漫画は、ドラマ化になったこともありますが、
元々人気のあるマンガです。
もう発行部数200万部突破です。
何十回も読むとわかりますが、視点が変わってきます。
最初は、青臭い佐倉の味方でしたが、やはり実際塾運営となると、
お金を落とし、実績のある生徒を大事にする黒木の気持ちもわかります。
それに黒木は、子どもをないがしろにはしていません。
子どもの気持ちも考え、親の考えも否定をしない。
学校のO先生のような塾長です。

ドラマには描かれていなかった子どもを潰した過去も明らかになります。
このブログでも何度も書いていますが、中学受験合格=成功ではありません。
同じ中学に入学しても、レベルはもともと差があり、
その差を埋めることにあがいていくしかありません。

東大王で有名な伊沢拓司さん。
この方、高校生クイズ単独2回優勝、東大経済学部に現役合格という輝かしい結果を残されています。
その時、マスコミは、開成高校で優等生という書かれ方をしていました。
でも、彼が書いた本によると、200人中100番にも入っていなかったそうです。
ですから、友人にもよく、
「優等生か、すごいなあ」
と言われていたそうです。
彼は、この時期を、かなりオイシカッタと書かれているので、プラス思考ですね。
ずっとゲームセンターに通い、クイズに夢中な中高生。
男子校ということもあり、女の子にも縁がない。
このままじゃまずいと思って受けた東大模試は0点。
ずっと順風満帆ではなかった。
でも、東進に通い、林先生と出会い、東大に行きたくて努力した。
彼のすごいところは、地頭の良さだけはなく、努力をし、プラス思考に変換できるところ。
ここは、彼の魅力的な部分でもあり、私も子どもも見習っていかないといけないなと思っています。
一番笑ったのは、東大に入学してから、女子を意識し、
眼鏡をコンタクトにし、しゃれっ気を出していったこと。
確かに高校生クイズ時代の彼は、いかにも開成高校の生徒という感じのメガネ男子でした。
でも、その画像を見ても、彼は笑って受け入れている。
恥ずかしいとは思っていないことに、本当に尊敬の念を抱いています。
※私は個人的には、その彼も素敵だと思いますが、大人の見解かもしれません

話がそれてしまいました。
要するに、深海魚(成績が低迷してしまった生徒)になったとき、どうするのか?
この話は、本当に大事なことです。
実際、地元の進学校も、そういう生徒は多いです。
我が家も、わが子がそうなった時、かなりパートナーは𠮟りつけていました。
ただ、わが子は、それに対し、泣きながらでも、解決先を考えだしました。
結果が出るのは、まだ先のことです。
ただ、彼女自身が変わっていったことは、収穫だと思っています。
わが子は、割と精神的に強いし、元々行きたい学校でもあり、
友達もいる。部活も楽しい。憧れの先生もいる。
だからこそ、不登校にならず、頑張っていこうと思えたのだと推察します。

このブログに勝手に登場させている、わが子憧れの的N先生。
毎日毎日、
「今日は会えた」「今日は会えなかった」
を報告してくれます。
昨日、
「高校ではだれとも付き合わず、N先生一筋に行くだろうな」
と、話していました。
やはり彼も、
「応援していますよ」と我が子に言うのは、
学校の実績が欲しいという面が大きいと思います。
でも、それは学校の先生なら当たり前のことです。
※ちなみに彼は、わが子の気持ちを知って受け止めてくださっています
N先生に忘れられない生徒になるには、ここで挽回するしかありません。
頑張れ、わが子!!

2月の勝者の不思議なところは、大人も子どもも恋愛要素が全くないことです。
というのも、わが子の同級生は、塾内で、結構あったらしいのです。
それは入学後も続き、実際短期ながらも付き合った子もいます。
親に言われ入塾とはいえ、全くないのは、ある意味不思議と言えば、不思議です。

何十回も読むと、この漫画の奥深さがよくわかります。
これから、中学受験を考えられる方は、特におススメですよ。
9月発売の16巻、本当に楽しみです。