科学を考える

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実は合理的な奨学金 参考用

2023-01-11 10:37:20 | 日記
「俺は、奨学金って、合理的だと思うんだよね」
と、年明け早々、お得意さんから言われた時、
私は、キョトンとしてしまいました。
「今、いろいろ問題になっているのだけど、
学生支援機構の場合って、成績が5割以上取得、留年なしが基準とした、
修業年限で卒業しなければならない。
要するに頑張って勉強する未来の社会人を、
税金で支援する制度なんだよね」
「そうですね」
「でも、おかしいと思わない?
住宅ローンやその他ローン、同じ借金なのに、
奨学金だけ問題になるって」
「確かに」
奨学金は、返せないは同情されても、住宅ローンは同情されない…

よくこのお得意さんは昔話をされます。
私とは20歳近く年齢も違うので、高1のわが子から見れば、祖父のような年齢です。
田舎と言うこともあり、中学の同級生の半分は、
中卒で、都市部に集団就職をしていた。
数年で帰ってくる人もいれば、縁があって、都市部でずっと暮らす人もいた。
そんな環境下で、農家の長男だったお得意さんは、大学まで進学。
長男が家督も財産も継ぐのが当たり前の地域だったので、
親戚中が進学に反対する中、
亡くなった祖母が、
「どのみち、この子のものになるのだから」
と、鶴の一声で、田畑を売って、進学をしています。
今考えれば、正解です。田畑は、今価値は、ほぼありません。
「俺の時代は、長男は確かに優遇はされていた。
俺もそうだし、近所中、長男だけが高校や大学に進学している。
それは、家督を継ぐと同時に、親兄弟の面倒も見ると言うことなんだ」
「面倒?」
「墓の管理や寺神社の付き合いはもちろん、介護も含むし、
兄弟の結婚のために奔走する。
だからこそ、見合いも盛んだったのかもしれない。
もし、病気がちの兄弟がいれば、死ぬまで面倒を見る」
財産を受け継ぐと言うことは、それだけ面倒も受け継ぐと言うことなのか…

「今親ガチャとか言うけど…」
「はい」
「確かに子どもは親を選べれないけど、
何でも子どもの希望とは、現実はならないじゃないかな」
「はい」
「奨学金が合理的と言うのは、自分の学歴を自分で負担する。
だって、その学歴を持って、将来職に就くわけじゃない。
例えば、親が負担して、将来介護をするならわかるけど、
言ってみれば、親はお金は出すけど、そのあとは、
子どもは中々親とは暮らすことはない。言い方は悪いけど、老後は、自分でどうにかするしかない」
「確かに、教育費と老後、全部出したら、大変ですよね」
「もし、4年制大学を国公立ひとり暮らしをしたとすれば、
地方の下宿でも、ざっと1000万円はかかる。
都市部なら、もっとかかる。
これが6年や院に行けば、更にかかる。
私立になったら、学部によるけど、家が建つぐらいになる」
「かなり大変ですね」
「そう考えたら、将来の自分を手助けしてくれる奨学金って、合理的じゃないかな。
自分の将来の武器を貸してくれるのだから」
と、おっしゃっていました。

確かに、その家庭ごとの話になりますが、
何千万も、大学進学で出して、老後は自分でとなると、
かなりのリスクになります。
それが一人とは限らない。
そう考えると、子どもには、奨学金で行ってもらって、
老後は、自分で準備していくと言うのは、いいかもしれないなあと思えました。
実際、ママスタを見ても、介護は、どのお嫁さんも嫌がっています。
お金があれば、ヘルパーさんを頼むことも、
施設に入ることも出来ます。

まだ、わが子には話していませんが、きっと嫌がるだろうな(苦笑)。






私立中高一貫校 休み明けテストは進研模試 参考用

2023-01-11 07:36:48 | 日記
昨日が、わが子の通学する私立中高一貫校は、
3学期の始業式でした。
とはいえ、冬期講習は、4-6日まであったので、
「新学期」という感じはないようです。
わが子の通学する私立中高一貫校は、長期休みに講習はありますが、
基本自由参加です。
ですから、親が単身赴任の生徒や都市部の予備校で勉強する生徒は、
基本参加しません。
学年によりますが、主に復習なので、成績のいい生徒は、
もしかしたら、つまらないのかもしれないですね。

行事日程を見ていた時、中学部は、休み明けテストがありますが、
高校部は、1.2年は、進研模試になっていました。
わが子は、今回は自宅は英語検定対策が主でしたので、
ほぼ進研模試のための勉強をしていません。
ただ、英語検定対策は、英語のテスト対策につながっているので、
そこはそんなには気にしていません。
数学は、数1A 青チャートの総合問題と、
今まで間違ったことのある問題を、主にしていました。
わが子の不思議なところは、自宅では1問も間違えないのに、
学校や模試では、別人かのような間違いをすること。
やはり結果が出ない限りは、学校も信用しませんから。
ただ、入学前、質問した数学担当教員だけは、
「力のある生徒」と思っているようで、
「まだ学校では教えていないけど、君なら数列は出来るから、
自宅学習でやっておきなさい」
と、言われたそうです。
この辺りが不思議なところなのですね。

わが子の5つ上の先輩時代はセンター試験だったわけですが、
あの当時は、各教科この問題集を完璧にしておけば、
8割は取れると言われていましたが、
共通テストになり、全く読めなくなってしまったこと。
青チャートなんて典型的な例で、
数学は、理系の先輩でさえ、青チャートを繰り返しして、
合格をしています。
ですから、本人はのほほんとしていますが、
親は心配でたまりません。

今日の進研模試、最後まであきらめずに問題を解いてください。