「ブラック企業」
実に嫌な響きですね。
今はネットやSNSで、
ブラック企業はどこか?
は、調べやすくはなっていますが、
名誉棄損問題もあるので、
恐らくそんなにはっきりとは、
わからない場合もあるかもしれません。
目に見えて「ブラック企業」は、
以前働いていたスーパーです。
社員は、毎日朝8時半から夜10時まで
休憩はあるものの、
出勤日に働いていました。
13時間半、毎日職場に拘束されるわけです。
そして、この会社の不思議なところは、
出世すると、どんどん休暇が減っていく。
平社員なら年間100日近くある休暇が、
結構出世すると、70日ちょっとしかない。
はじめこの休暇制度を見たとき、
愕然としました。
平均すれば、月に6日です。
月に7日ぐらいの人が多かったです。
連休は、自分の休暇を続けて取るので、
この場合、次の休みまで、
2週間近く休みがないなんてことがありました。
民間企業で働いていた私は、
かなりブラックだなあと思ったものです。
一体どんな人が社員なのか?
大抵転職組が多かったです。
それに、なぜか奨学金を受けていた
文系私立大学が多い。
後で知ったことですが、
文系私立大学出身者は、
かなり量販店に就職するそうです。
そしてかなり若い。
22-28歳ぐらいの人が多かったです。
早い人は3年ぐらいで店長になれるので、
それを目指す人もかなりいました。
逆に全く興味のない方もいました。
若さをこんな重労働で消費させられてしまうのか…
そう思って見ていました。
わが子は、私が働いていた当時は、
保育園や小学校低学年だったので、
「大きくなったら、社員になって
お母さんと働きたい」
と言っていました。
もちろん、私は大反対でした。
ちなみに上司は過労死で、
自宅アパートで亡くなっていました。
恐らくこんなこともあったり、
世間が働き方改革となり、
社員の労働時間は、
夜18時までとなったそうです。
ところが、長時間勤務に慣れていると、
「残業がつかないことに不満」
という人もいて、
世の中、うまくいかないものだと感じました。
今の職場は、休暇は多いのですが、
「とにかく人のあら捜し」
「パワハラ」
と、結構なブラックです(笑)
どちらがいいかは、かなり微妙ですが、
わが子には絶対勤めさせたくないと思っています。
どの企業を選ぶかは、もちろん待遇や仕事内容も大事だが、忘れていけないのが福利厚生です。福利厚生が良い企業は離職率が低いと言われてます。
メーカー時代、かなり福利厚生がよかったです。