昨日、同級生のお母さんから、
「同じクラスのS君、
冬期講習、欠席理由が
家族でヨーロッパに旅行だって。
しかもファーストクラス。
弟が仲のいい生徒に
※弟が中学部にいます
LINEで写真送ってきたんだって」
と、LINEが着ました。
私は、
「へえ、さすが開業医夫婦ですね。
すごいなあ!」
と送りましたが、その方は、
「同じクラスでこの貧富の差。
さすがセレブは違いますなあ。
ほかの生徒の気持ちもわからな非道な人」
と書かれていたので、
私とは感覚が違うなあと思いました。
以前お得意さんが、
「昔は学会に行ったとき、
ダブルブッキングでビジネスが
ファーストクラスにランクアップになった。
体が楽でよかった」
と話された時、
「それはラッキーでしたね」
と、私は答えました。
「君は人を妬まないから、
話していて気持ちがいい」
と言われ、それ以来色々話されるようになりました。
実際、田舎の医師夫婦と言うか、
家庭というのは、
都市部と違い、人の目もあり、
そんなに贅沢は出来ません。
まあ、お金はかなりあるのは事実でしょう。
ちょっといい家に住んでちょっといい車に乗って、
子どもの教育費をかけるぐらいです。
学校にいらっしゃるときも、
そんなに派手な装飾品を身に着けられません。
それに最近の医師の奥さんは、
ドラマに出るような、
専業主婦でブランド物で着飾り、
遊びまくるなんてことは、
まあかなり少数派でしょう。
わが子のクラスメートの医師の奥さんは、
奥さんも医師や薬剤師、
看護師だったりします。
元ではなく、現共働き。
まあ、お金持ちなのは間違いない。
ただ、特に開業医は、
子どもも医師にさせないといけないと言う
かなりのプレッシャーもあるので、
それをお得意さんから聞いたとき、
「そんなにいものではない」
と思いました。
昔と違い医学部は
私立でもかなり偏差値が上がっています。
40程度の平成初期とは違うのです。
ですから、お金を積めば、何とかなる
という、平成には結構あった
ドラマみたいなことは不可能。
国公立ともなれば、
もう東大でも合格できるレベル。
秀才がしのぎを削っていくようなところ。
夢を見るのは勝手ですが、
現実はかなり厳しい。
ただ、お得意さんを知っていることもあり、
医師と言うのは常に勉強し、
努力を重ね、失敗も許されない、
かなり緊張を強いられる仕事です。
時給換算すると、
最低賃金にも満たない仕事です。
※プライベートもずっと勉強されています
特に勤務医は、当直・日直があるので、
長期旅行は不可能に近い。
クラスメートのご家庭は、
開業医だから出来たことでしょう。
ただ思うのは、確かに同じクラスにいても、
親の稼ぎで貧富の差はあるのは仕方ありません。
でも、それをどう思うか?
は、本人次第で、
わが子は昨日塾があり、
車の中で話した時、
「あ、そう。
だから、今日の生物の補習いなかったのか」
と、軽い返事。
親の子なので、妬みもお金持ちに憧れもない。
「私なら、自分の稼いだお金でとやかく言われたくない」
と言った時には笑えました。
そりゃそうだ。
実際、S君のご両親は、
この時期にヨーロッパ、ファーストクラスは、
いくら医師夫婦でも簡単にできたわけではないでしょう。
恐らくコロナの時期、医療関係者は、
余計に気を遣って生活されていたはずです。
きっとご褒美でもあり、
今年受験なので、思い出作りもあったことでしょう。
人を妬まない子に育ってくれただけでも、
私の子育ては間違っていなかったかも。
そう思える私でした。
お金は腐るほどあるでしょう( ´∀` )
特にこの時期は、かなり高いことでしょうね。