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中学受験 教育虐待になりやすい 参考用

2021-06-17 07:36:52 | 日記
昨日、ネットのコラムで、中学受験時、教育虐待に陥ったという記事がありました。
わが子は、ほぼ塾なしで、中学受験をし、国立大附属中学と、
現在通学している私立中高一貫校に合格しました。
でも、自宅で親が教えるということは、かなりハードルが高く、
教育虐待に近かったのでは?
と思うこともしばしばあります。
※できないと、親も焦ってきて、親子喧嘩をよくしました
なので、今考えれば、塾のほうが親のストレスは、かなり少なかったのかも。
と、つい最近までは思っていました。
ところが、地元の中学受験専用の学習塾は、生徒数が全体で40人もいないので、
クラスもわずか2クラス。
※まだ中学受験が特別な地域なのです
地元の生徒がおおよそ1000人に対して、その人数です
ですから、都市部のように成熟ごとのクラス分けも席順もありません。
でも、昨日のコラムだと、「2月の勝者」で描かれているように、
子どもにはっきりと、自分の位置を示されてしまいます。
そうなると、焦るのは、子どもと言うよりも親。
宿題が出来ていない・テストの点が悪いなど…
でも、特殊算って、親が受験経験者でない限り、一度見ただけで判別付きにくいです。
この文章問題に何を使うのか、判断は極めて難しいです。
もちろん、数をこなせばできますが、それには結構な問題数を解く必要があります。
それも、この中学受験でしか使わないことも多い。
今我が子は中学で習っている集合は、実は、中学受験でもしました。
なので、「あ、これ小学校でやった!」と言う感じで、すいすい解きます。
でも、これは、まれな例と言えるでしょう。
話は戻ります。
中学受験をする小学生の入塾は、3年生の2月からがほぼスタートです。
5.6年生ですると、かなり出遅れます。
と言うのも、5年生の冬ぐらいには、ほぼ塾の場合は、中学受験範囲が終了しているからです。
3年生の、まだ遊び盛りの子どもが、
「僕弁護士になりたいから、中学受験をしたい!」
とは、ほぼなりません。
親が、「それなら、中学受験専用の塾に行かないと」から始まるのです。
そして、ほとんどの親が、学校とのテストの違いの成績に愕然とするのです。
これは、中学受験をし、進学先でも味わいます。
大学までエスカレーター式でもない限り、成績を意識せずに、大学受験はできません。
学校側も成績に対しては、非常に敏感です。
のびのび好きなようにとはならないでしょう。
子どもの「〇〇になりたい」と言う気持ちは、
親が「〇〇が欲しい」のような実に気楽な気持ちで口に出します。
ですから、途中で、思うように成績が伸びないと、もう勉強は嫌いになっていきます。
成績がいいからこそ、勉強を頑張り続ける子がほとんどです。
大人でも、苦手なことを頑張ってやり続ける人は、まれでしょう。
親の焦りは、私も現在経験者なので、非常によくわかります。
のびのびさせてやりたい。でも・・・なのです。
教育虐待と責めるのは簡単ですが、そこから脱却するのは、どうしたらいいのか。
お互い大変ですが、考えていけたらいいですね。




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