この間の土曜日、このブログにも登場した、
メーカー時代の外語大出身の友人と会いました。
友人と会ったことで、色々得られた情報をいくつか紹介します。
今日は、その中の一つです。
彼女の子どもは、結婚した時期は、私とほぼ一緒なものの、
すぐに子どもができたので、大学生・高校生・小学生の3人兄妹です。
大学生のお兄ちゃんは、今年現役で偏差値70近い国立大学に合格。
下の弟は、今年彼女の母校に入学。
さすが二人とも優秀だなあと思いました。
10年ぶりぐらいなので、話は事欠きませんでしたが、
その中で、彼女が一時期M塾(全国的に有名な塾でCMや広告もよく入る)の講師をしていたので、
その時の話をします。
わが子が国語が壊滅状態なので、塾に行かせた方がいいじゃないか。
そういう話をしたとき、
「やめた方がいいよ。塾は魔法使いじゃないから」
と言われました。
彼女は、かなりレベルの高い外語大学出身で、英語はかなり得意。
学生時代も、塾講師や家庭教師をしていました。
「成績を上げたい=塾って思うだろうけど、塾がどんなところか知ってるの?」
と言われました。
「授業とテストをするところ?かな」
「正解。なら、どうして学校でなく、塾を頼るの?」
そういわれて、返事に詰まりました。
「そう、わからないよね。さっき、塾は魔法使いじゃないと言ったのは、
段階的に基礎から勉強させるところなら、成績は上がるよ。
でも、いきなりTHIS iS a penがわからないは極端にしても、英語の苦手な子は、
be動詞と一般動詞の見分けがついていないことが多い。
それを受験前に、もう学校は、受動態や関係代名詞を習っている子に、
いきなり授業をしても、成績は上がらないんだよ」
それもそうだ。
「だから、大事なのは、どこからわからないのか。どこまでできるのかの把握。
また、塾は、よく〇〇大学合格や〇〇高校合格なんてよく宣伝しているけど、
偏差値60-70は、ちょっとすれば、簡単に上がるけど、
40-50は、かなり難しいよ。
逆を言えば、40の子が60になるなら、かなり腕のいい講師と教材があるっていうことだよ。
だから、具体的には、生徒の学力向上がどれぐらいしたのかで塾は決めたほうがいいよ」
と言われました。
実際彼女が塾で困ったのは、世の中、すぐに成績向上を求める父兄の多さ。
いやいや、あなたの子どもは、元がひどいから、すぐには無理ですよ。
そういう生徒が多かったとのこと。
彼女が大学生の頃は、偏差値55ぐらいの子が60ぐらいの大学を目指すので、
基礎があるので、結構成績は、するすると上がっていったとのこと。
でも、基礎がない子は、かなり難しい。
結局結果が出せなかったので、数か月でやめてしまったとのことでした。
でも、塾ですごいのは、テキスト。
このテキストがあれば、確かに成績は上がると言っていました。
でも、入塾しないと、まず手に入りません。
そこが難点だ。
と言っていたのが印象的でした。
メーカー時代の外語大出身の友人と会いました。
友人と会ったことで、色々得られた情報をいくつか紹介します。
今日は、その中の一つです。
彼女の子どもは、結婚した時期は、私とほぼ一緒なものの、
すぐに子どもができたので、大学生・高校生・小学生の3人兄妹です。
大学生のお兄ちゃんは、今年現役で偏差値70近い国立大学に合格。
下の弟は、今年彼女の母校に入学。
さすが二人とも優秀だなあと思いました。
10年ぶりぐらいなので、話は事欠きませんでしたが、
その中で、彼女が一時期M塾(全国的に有名な塾でCMや広告もよく入る)の講師をしていたので、
その時の話をします。
わが子が国語が壊滅状態なので、塾に行かせた方がいいじゃないか。
そういう話をしたとき、
「やめた方がいいよ。塾は魔法使いじゃないから」
と言われました。
彼女は、かなりレベルの高い外語大学出身で、英語はかなり得意。
学生時代も、塾講師や家庭教師をしていました。
「成績を上げたい=塾って思うだろうけど、塾がどんなところか知ってるの?」
と言われました。
「授業とテストをするところ?かな」
「正解。なら、どうして学校でなく、塾を頼るの?」
そういわれて、返事に詰まりました。
「そう、わからないよね。さっき、塾は魔法使いじゃないと言ったのは、
段階的に基礎から勉強させるところなら、成績は上がるよ。
でも、いきなりTHIS iS a penがわからないは極端にしても、英語の苦手な子は、
be動詞と一般動詞の見分けがついていないことが多い。
それを受験前に、もう学校は、受動態や関係代名詞を習っている子に、
いきなり授業をしても、成績は上がらないんだよ」
それもそうだ。
「だから、大事なのは、どこからわからないのか。どこまでできるのかの把握。
また、塾は、よく〇〇大学合格や〇〇高校合格なんてよく宣伝しているけど、
偏差値60-70は、ちょっとすれば、簡単に上がるけど、
40-50は、かなり難しいよ。
逆を言えば、40の子が60になるなら、かなり腕のいい講師と教材があるっていうことだよ。
だから、具体的には、生徒の学力向上がどれぐらいしたのかで塾は決めたほうがいいよ」
と言われました。
実際彼女が塾で困ったのは、世の中、すぐに成績向上を求める父兄の多さ。
いやいや、あなたの子どもは、元がひどいから、すぐには無理ですよ。
そういう生徒が多かったとのこと。
彼女が大学生の頃は、偏差値55ぐらいの子が60ぐらいの大学を目指すので、
基礎があるので、結構成績は、するすると上がっていったとのこと。
でも、基礎がない子は、かなり難しい。
結局結果が出せなかったので、数か月でやめてしまったとのことでした。
でも、塾ですごいのは、テキスト。
このテキストがあれば、確かに成績は上がると言っていました。
でも、入塾しないと、まず手に入りません。
そこが難点だ。
と言っていたのが印象的でした。
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