この地に住むと決めたからには
この地域のことをもっと知りたい。
と言うわけで
今回は古座川に来てみました。
大塔山を源流とし
「日本の秘境100選」、
「日本の名水百選」
等にも選ばれ、
最後は熊野灘へと注ぐ。
今回、その河口から上流へと上がってみた。
古座川駅の案内所でいろんな資料を調達し出発!
途中、お地蔵さんと「重畳山(かさねやま)登り口」を見かける。
この山は次回の楽しみにとっておこう♪
上流へ行くにつれて大きな岩が姿を現す。
明神橋から支流の小川(こがわ)へ。
山中の曲がりくねった狭い道を
やや緊張気味にしばらく進む。
長く感じる運転時間だったけど
『滝の拝(はい)』に来た。
渓流瀑で川床が岩になっている。
小石が水流で転がって岩石を削り、
その一部が水路状になり
落差8メートルの滝になったそう。
気の遠くなるような
年月なんだろうな・・・。
昔、太郎という侍が
人々の目を楽しませるために
岩床に刀で穴を掘り続けたが
千個の穴まであと一つのところで
刀を滝壺に落としてしまう。
探しに潜りに行ったきり姿を見なかったが
落とした刀と丸い大きな石を土産に
ひょっこり帰って来た。
聞けば滝の王だというお姫様に
歓待されていたと。
それからは滝壺でゴロゴロ鳴っていた音が
ピタリと止んだという。
その時の持ってきた石が
この金毘羅さんに祀ってあるものだそう。
「太郎」という名前から
竜宮伝説も連想してしまうような(笑)
この南紀 熊野の山々には熊野三山もあり、
帰省の時、ko-ichiとバイクで巡っていた頃から
神の御座すところという気がしていた。
熊野の「くま」は、「神」や、「隅(すみ)」
を意味する等の諸説があり、
「神のおわす奥まった地」という。
昔は辺境とも見られたこの地
探検のし甲斐がありそう!
ねっ!コタカメ2号、たのむよ~!
らにゃ~ (ΦωΦ)ゞ