最近は私ひとりで自転車に乗って
都内をぶらり散歩するのが
楽しみのひとつになっています。
:
今回は江戸時代に広大な大名屋敷が広がっていた
一角のある庭園に行ってみました。
:
往路はいつも神田川沿い。
高戸橋のあたりは、川底に大きな段差があって
ザァ~っという水音が、こんな街中にいても
まるで山中の沢にいるような気分にさせてくれます。
そして、「江戸川公園」。ここも好きな場所のひとつ。
朝早く訪れると、ジョギングやウォーキングを楽しむ人が
あちらこちらにいます。
早朝の公園は爽やかで気持ちがいい。
そして今回の目的地。
小石川後楽園です。
江戸時代(寛永6年(1629年))に水戸徳川家の祖である頼房が、
江戸の中屋敷の庭として造り、二代藩主の光圀(黄門様)の代に完成した庭園。
光圀が明の儒学者である朱舜水(しゅ しゅんすい)の意見をとり入れ、
中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、
天下の楽しみに後れて楽しむ」から
「後楽園」と名づけられたのだそう。
さすが水戸徳川家の庭園。とても広大です。
ここに来たのは9月中旬だったので、池のほとりの「彼岸花」が
景色に色を添えていました。
でも、後楽園といえば私たちにとっては、
隣接する<東京ドーム>や<遊園地>の方が馴染み深い。
庭園の向こうを見上げるとドームの屋根が見えます。
そして、その屋根の上に・・・・・。
点検でもしているのでしょうか。
ちょこちょこと動く蟻んこのような人が見えました。(@_@;)
都会の庭園はどこでも、「都会の賑やかさの中に佇んでいる」
足を踏み入れるとふっと違う場所に来たような
そんな錯覚を覚えます。
:
これから、このルート上のポイントをひとつひとつ訪れ
つなげてみたいと思っています。
:
大きな地図で見る