たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

白川郷・飛騨高山ツーリング その2

2006年10月31日 | ツーリング

sanaeさんのブログに書かれた「トシちゃんのツーリング:磐梯吾妻 を見ていたら、バイクに乗ってツーリングしたこの記事が途中だったのを思い出しました。4年ほど前まではこうしてよくバイクで出かけていました・・・。

1日目の記事はこちらです>>白川郷・飛騨高山ツーリング その1

00年8月27日 高山へ

白川郷合掌造り集落次の日の朝、早起きしてちょっと近くをぶらぶら散歩。荻町展望台へ。途中、町内放送でラジオ体操が流れてきたので、音楽に乗って体操していると、すれ違ったおばさんがにっこり(^-^)笑って「おはよう!」。

大きな石碑があり「白川郷合掌造り集落」と書いてあります。

nobuのスズキ ボルティ ko-ichiのゴールドウィング

この日は飛騨高山へ向かいます。

荘川桜 国道156号線を高山に向かって走る途中、御母衣(みぼろ)湖畔に「荘川桜」と名付けられた樹齢450年の大きな桜の木がありました。この桜にはダムに沈む運命だったのを救われたお話があります。

詳しくはこちら>>荘川桜

飛騨高山の人力車

人力車のチケット

飛騨高山の人力車です。車を引くお兄さんが観光案内をしながら町の中を走ってくれます。

13norikuraskyline 乗鞍スカイラインにて。

この道は眺望が開け走っていてとても気持ちがいいのですが、走りながら写真を撮れないので、画像がありません。

動画がありました。こちらをどうぞ(RealPlayer)>>乗鞍スカイライン

乗鞍スカイラインのチケット ただ、このように走っていて目の前の展望がわぁーっと開けてくると、クラクラすることがあります(@_@;)。

こんなときは、視線をそうでない方向にそらします。

こうして、この日も無事ツーリングの旅を終えました。

バイクの良さは、思い立ったらすぐにでかけられること。山登りの場合は、しっかり行動プランを立ててから行かないと命取りになりますが、バイクの場合は「今日はお天気がいいなー。どっか行くかー」で、目的地を決めたら地図を持って即行動できます。泊まるところさえ、行った先で調達なんてこともありました(それで失敗することもありましたが)。

今となっては良い思い出です。


山の歩き方

2006年10月23日 | 山歩き

山を歩くとき、登りはko-ichiはゼーハーゼーハー息も絶え絶えです。私(nobu)も少しはきついものの、ko-ichiほどではありません。

それが下りになると立場が逆転。スタスタ下るko-ichiの後を私が必死に追うといった構図になります。

先日、何でそんなにサクサク下れるのか聞いてみました。

「ストックが短いんじゃないか?言っちゃ悪いけど、nobuさんはこーなってるよ」と、私の歩き方を真似て見せます。

nobuのへっぴり腰な歩き方(コレじゃぁまるで腰が引けてるバーちゃんじゃん。でも、なるほど当たってる)(-_-;)

「もっとストックを長くして、背筋を伸ばして歩けばいいのに。ストックで手前を支えれば、安定してちゃんと歩けるよ」

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ちなみにko-ichiの歩き方はこうです。

ko-ichiのサクサク歩き先日行った涸沢の登りと下り、登りはオーバーペースでko-ichiがばててしまいました。下りは前の晩降った雪が凍って滑り、私がおっかなびっくりで降りるのを後ろからko-ichiがスタスタと歩いてきていました。

それに歩き方でも疲れはだいぶ違ってくるかもしれませんね。

山の歩き方を調べていたらこんなサイトを見つけました。
知識の宝庫!目がテン!ライブラリー 挑戦 富士山登山の科学

そうそう、ko-ichiは昔、神輿を担いでいたせいか、登りがきつくなってくると「エイサァ、ホイサァ」の掛け声が出てきます。私も調子を合わせて合いの手を入れます。これもなかなか楽しい。

山でこんな掛け声を聞いたら、それは私たちです?


雪と紅葉と人人人の涸沢-その2

2006年10月17日 | 山歩き

10月8日(日)

10月6日(金) 松本の東横イン(泊)
10月7日(土) 松本駅 4:45発 ― 新島々駅5:20発 ― 上高地バスターミナル ― 徳沢 ― 横尾 ― 涸沢 涸沢ヒュッテ(泊)
10月8日(日) 涸沢 ― 横尾 ― 徳沢 ― 上高地 ― 帰宅

10月8日 雪の涸沢【4:00】 起床 やっとうとうと寝たと思ったらもう朝。ko-ichiが「雪が積もってるよ」。
外に出てみたら「うひゃー!!。すんごい」と唖然、ボーゼンなのでした。

雪の涸沢2夜中に雨が雪に変わったのでしょう。
それにまだ降っています。
この日は天気が回復して晴れてくると聞いた予報が大幅に外れました。

雪の涸沢3どうしよう・・・

昨晩は激混みの小屋であまり寝ていない、この日も天気はよくなりそうも無い・・・。
ko-ichiが去年来た人に聞いた話によると、この混雑で、駅に向かうバスが渋滞で進まず、帰りが深夜になったとか。
仮に今日一日様子を見て翌日予定通り帰ることにしても、下手をしたらその日中に帰れなくなるかも・・・。

そ、それは、ちょっとやばい。

涸沢から下山「よし!!撤退だ」

そうと決まれば、早速下山の支度。
【7:30】 に小屋を出る。

下山する人が続々同じように考えている人が多いようで、この日も登りと同じく下る人で大渋滞。

雪で凍っているところも多く、滑らないように慎重に足を運びます。

紅葉をバックにそれでも、すこしは紅葉を味わう余裕も。

ナナカマドが赤くなっていました。

横尾山荘【10:45】 横尾山荘 着。トイレに長い行列ができていました。

横尾から眺める穂高今回は穂高に呼ばれていなかったのかしらん・・・。まぁ、また来るチャンスをもらったと思うことにしましょう。

何事も経験!経験!

このあと、松本駅の駅ビルでステーキライスセット(美味♪)を食べて帰途についたのでした。

信州の銘菓 雷鳥の里

ついでにお土産も♪
信州の銘菓 雷鳥の里

一夜明けて 10月9日(月)

なんと下界は悲しい?ほどいいお天気。

ザックから荷物を全部出し、着ていたものは洗濯し、靴は泥を落としやや湿ったレインコートやザックカバーなどなどと庭に広げ、お日様の光に当てて乾かしたのでした。

おしまい。


雪と紅葉と人人人の涸沢-その1

2006年10月16日 | 山歩き

8月に燕岳~槍ヶ岳を縦走したときから決めていた、今回の穂高行き。なのに、すごい人出とご存知のように突然の吹雪とで、あえなく予定より1日早く撤退となりました。

行程は以下です↓
10月6日(金) 松本の東横イン(泊)
10月7日(土) 松本駅 4:45発 ― 新島々駅5:20発 ― 上高地バスターミナル ― 徳沢 ― 横尾 ― 涸沢 涸沢ヒュッテ(泊)

10月8日(日) 涸沢 ― 横尾 ― 徳沢 ― 上高地 ― 帰宅

10月6日(金)

この日は午後に休暇をとって松本に行き、そこで一泊することにしました。奥穂に登る中1日を確保するには、初日の早朝は上高地にいる必要があるためです。

10月7日(土)

4:45発の電車に乗るため、朝早く松本駅に向かいます。すると、私たちのほかにも山ノボラーがちらほら集まってきました。電車に乗るとたちまちザックを背負った人たちでいっぱいに。

新島々駅でバスを待つ【5:20】 新島々駅から上高地に向かうバスに乗ります。ここも山ノボラーでいっぱい。みんな考えることは同じなんですね。すこし雨が降っています。

この人出でバスが何台も出てきていました。

上高地バスターミナルで【6:25】 上高地バスターミナル着。ここでも人・人・人。

さて、ここから登山開始です。

奥上高地自然探勝路奥上高地自然探勝路で。どんどん人が歩いているので、そのペースに乗って歩きます。でも、これがまたまた失敗の元とは・・・。

徳沢園【8:25】 徳沢園到着。
ここで、朝、松本のコンビニで買ったサンドイッチと徳沢園でオーダーしたコーヒーで朝ごはんをとります。
お腹が空いては動けません。

横尾谷の風景横尾谷の風景ですね。だんだん穂高の山に近づいていく実感が湧きます。

横尾の吊橋【9:50】 横尾山荘 着。
ここから、吊橋を渡って涸沢へ向かいます。

ひたすら歩く まだまだ平地に近いのでひたすら歩きます。

ノコンギク道の脇にはノコンギクがところどころに咲いていました。

屏風岩

屏風岩です。圧倒されるような迫力があります。

屏風岩2

でも、このあたりだと紅葉はもう少し、かな。

本谷橋【11:25】 本谷橋 着
ここで軽くお昼休憩。雨が降ってきたのでレインコートを着ます。

本谷橋からの登りここからが本格的な登り。たくさんの人が続々登っていきます。

雨が降っていたのでこの先は涸沢ヒュッテまで写真を撮っていません。とにかく、登る人の数が多くて、ゆっくり撮影できる雰囲気でなかったこともあります。

それに、ここまでの歩きがハイペース過ぎたせいか、登るほどにko-ichiがバテバテになってしまいました。

涸沢ヒュッテちょっと手前では、息も絶え絶え状態・・・ (>_<)汗。何事も、自分のペースを超えてはいけませんね。

【14:20】 涸沢ヒュッテ到着

涸沢ヒュッテとにかくすごい人です。
私たちに充てられた部屋は、普通、混んでいるときでも8人くらいなのに、ナントこの日は16人!!!。これでは足を伸ばすのもやっと。これはひどかった・・・・。

この夜は外も風がビュービュー嵐のように吹き荒れていました。
小屋の中がこのような激混み状態だったので、テントの人たちがうらやましく思えましたが、こんな天候ではこっちも厳しい状況だったようで・・・・。

次の日に続きます。

追伸:そう言えば、ヒュッテ前の飲み物などを売っている店で、おでんを出しているダンプさんを見ました。「あ、ダンプさんだ!」と声をかけると「どうも」と私たちが見た『ダンプさんと楽しむ穂高』(DVD)そのままの笑顔で応えてくださいました。


快晴!!那須岳-その2

2006年10月13日 | 山歩き

9月23日(土) 那須岳ロープウェイ 山頂駅― 茶臼岳 ― 峰の茶屋 ― 無間谷 ― 大黒屋(宿泊)

9月24日(日) 大黒屋 ― 隠居倉 ― 熊見曽根 ― 分岐 ― 朝日岳 ― 剣が峰 ― 峰の茶屋 ― ロープウェイ山麓駅

9月24日(日)

隠居倉から熊見曽根そして朝日岳へ

朝ごはんを食べて出発!!【6:50】 大黒屋さんで朝ごはんを食べて、出発です。

この日は雲が晴れてとてもいいお天気。でも、気温はちょっと低めの5℃。フリースを着ています。

今日は峰の茶屋から分かれているもう一方の道をふもとに向かって下ります。

源泉温泉の源泉。あたり一帯にゆで卵(硫黄)のにおいがたちこめています。

ふと振り返るとふと振り返ると雲海の向こうに山が見える。

隠居倉 【7:50】 隠居倉 ▲1819

ここもなかなかのビューポイント。

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クリックで拡大↓

隠居倉からのパノラマ

360°のパノラマを動画でもどうぞ。

↓画像をクリック

那須岳 隠居倉06.9.24

熊見曽根分岐 もう少し進むと、熊見曽根の分岐に来ました。

ここから、この那須岳一帯でいちばん高い三本槍岳(▲1916.9)へ進めるのですが、今回はパスし、その方向へすこし行ったところで展望を楽しむことにしました。

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↓クリックで拡大

熊見曽根分岐からのパノラマ

そして、また分岐まで引き返し、峰の茶屋方面へさらに行って、・・・。

朝日岳頂上【9:30】 朝日岳頂上です。

朝日岳頂上からの眺め 眺めも最高!!

朝日岳は荒々しい岩肌の様相から「ニセ穂高」の異名があるのですが、何だか先月登った「槍ヶ岳」を思い出しました。

←クリックで拡大

「朝日の肩」でコーヒータイム下りたあと、「朝日の肩」でコーヒータイム。

ここではたくさんの人たちがくつろいでいました。皆さん自然と「いいお天気ですねぇ」という言葉がこぼれてきます。

マイヅルソウの実、ヤマハハコここまでの道でも、すこしながらお花が咲いていました。

ロープウェイ山麓駅までの道下山開始

さあて、峰の茶屋から下山です。ここからロープウェイ山麓駅まで下ります。

オヤマリンドウ

道には「オヤマリンドウ」が所々に咲いていました。

峰の茶屋

振り返ると峰の茶屋がポツンと見えます。

ロープウェイ山麓駅昨日ここから乗った「那須ロープウェイ山麓駅」に到着しました。

いつもながら、長いだらだらとした下りは足が痛くなります。

このあと、バスで黒磯駅まで行き帰途に着きました。

ちなみに最後になんなんですが「那須岳」って、このあたり一帯の「茶臼岳」とか「三本槍岳」、「朝日岳」などを含むいわゆる総称だったんですね・・・・・。

あぁ、お天気に恵まれて堪能しましたー。

おしまい。