ko-ichiが旅立って
早いもので2年が過ぎ
命日の1月26日、
穏やかに晴れた空の下、
三回忌法要を行いました。
娘達もそれぞれの道を歩みだし
元気にしている事を嬉しく感じ
私も和歌山の地に根を下ろして
生きていこうと。
この2年はそんな変化が
少しずつ芽生えてきたように感じています。
法要の終わった後には
次の七回忌がある4年後はどうしているだろうね
なんて将来の事を考えたり。
だから旅立った人はそこで終わるのではなく
こうした節目節目で共に生きていく存在なのではないでしょうか。
それでも私にとって東京は、今を生きるところというより
帰る地となりました。
数カ月離れていただけなのにこの地を歩いていると、
閉じ込めていた想い出があふれてきて
どこにいてもko-ichiの面影を探してしまいます。
次はまた何時会えるか分からない。
この機会にお世話になった方にご挨拶に行ったり、友人に会ったり。
美味しい料理に舌鼓を打ち、山や山友の話に花が咲きました。
ところで・・・。
私たちと仲の良かった長崎の離島に住む妹夫婦の家に
ko-ichiの命日から1、2日経って無言電話が4回あったそう。
旦那さんと
「ko-ichiさんがもうあっちに帰るよーって電話してきたのかなぁ」
と勝手に言ってたと。
偶然だけど、私もこのころko-chiが登場する夢を見ました。
彼に呼ばれて背中を流してあげる夢。
肩幅の広い背中。
でも背中。
嬉しそうだけど向こうを向いてる・・・。
やっぱり、
「俺はもうそろそろあっち行くよ。君も幸せになれ。」
って事なのかなぁ。
一緒に生きていらっしゃるんですね。
嫁さん亡くした我が子と重なってしまって・・・
がんばってください。
そうですよ、空や海や山の向こうにいるし、
ふと何かを教えてくれる時もあります。
息子さんだって何かを感じてらっしゃると思います。
これからの人生が幸せなものとなりますように。
----------------------------------------------