たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

鼓童に会いに花の島へ-その2

2012年04月29日 | ko-ichiに捧ぐ

佐渡の海岸

さて、公演から一夜明けた翌日。

今日は夕方の船までどらさんと

佐渡の島めぐりでもしますか。


島めぐり

沢崎灯台に来ました。

穏やかな海が広がって

気持ちの良い青空と溶け込んで。

沢崎灯台

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佐渡 沢崎鼻からの眺め

山梨の大木。日本一だそう。

見事に咲き誇っていました。

山梨の大木

芸能に触れる

鼓童を聴きに佐渡まで来たのだから

太鼓に触れてみたいと

佐渡太鼓体験交流館に来てみました。

ここには鼓童で使われたいろいろな種類の太鼓があり

実際にたたかせてくれたりします。

佐渡太鼓体験交流館で

鼓童のスタッフさんが親切にいろいろ教えてくださいました。

佐渡太鼓体験交流館

太鼓をたたくのって結構気持ちの良いものです。

佐渡の風景

佐渡の道を走っていると、こんなにいい風景も♪

佐渡陶芸館

泊まった宿「花の木」のご主人は陶芸作家 渡辺陶生さん。

その渡辺さんを始め、佐渡で活躍する作家さんたちの

作品が展示してありました。

本間能舞台

佐渡は能舞台の多いところ。

世阿弥を始めとした都人が流され、

そういった人たちが都の伝統文化を

この島にもたらしたらしい。






前回2004年のアースセレブレーションに

来て以来だから8年ぶりの佐渡。

もうそんなに月日が経っていたなんて。

でも、人の心は変わらず、

温かく迎えてくださって。

また、佐渡の地も。

そして、お付き合いしてくれたどらさん、

ありがとうございました。

鬼太鼓の銅像

また来たいね。


音楽と陶芸の宿「花の木」

2012年04月28日 | お宿

音楽と陶芸の宿「花の木」

私たちが2度目に佐渡を訪れた時に

紹介していただいた宿「花の木」。

今回もここへ泊ることにしました。

音楽と陶芸の宿「花の木」

古民家を移築して造られたそうで

しっとりとした趣のある宿です。

窓から眺める自然の風景も素敵で。

この花の木でコンサートも開かれるそう。


宿根木のまち

鼓童公演後、宿根木公会堂を後にし

宿根木(しゅくねぎ)のまちを歩きました。

宿根木

この地は、佐渡金山繁栄期に

廻船業の集落として発展したそう。

狭い路地がいくつもあって

子供の頃の探検気分になれます


宿へ帰る道すがら、何気ない道端にも

いろんなお花が咲いて。

ヒメオドリコソウ オドリコソウ

夕食のときに藤本夫妻が花の木を訪ねてくださり

ko-ichiの想い出話やこれからの事、未来の事

いろんな話に花が咲き。

吉利さんが

「還暦を過ぎ、太鼓という好きなことを

この齢までやっていられるんだから

何かひとつくらい我慢することがあってもいいだろう」

とお酒を辞めたとか。

そんなことを言えるなんて

どれだけ幸せなことなんだろう

とお話しを聞いて思ったり。

そうして佐渡の花の木での夕べは深まっていきました。


そんな寛ぎのお宿はこちらです。

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より大きな地図で表示

音楽と陶芸の宿 「花の木」

〒952-0612 新潟県佐渡市宿根木78-1
Tel 0259-86-2331 Fax 0259-86-2339


鼓童に会いに花の島へ-その1

2012年04月28日 | ko-ichiに捧ぐ

鼓童 佐渡特別公演

ko-ichiが旅立って

2月も後半のある日

ふと目に留まったこの案内。

佐渡へは鼓童を聴き

によく行ったっけなぁ~、

公演も一時は東京でもよく行った

なんてぼんやり思ってた。

そんなこと考えているうちに

急に佐渡へ行って

聴きたくなった、

思い出に浸りたくなってきて。


どらさんを誘う

かと言って、一人で行くのも寂しいし。

ブログに度々コメントを寄せてくださる

どらさんがくださったメールに

「落ち着かれたら旅に出ましょ」

と書かれていたのに期待してお誘いしてみたら

了解してくださった。


佐渡へ

上野駅から上越新幹線ときに乗って

新潟へ向かう。

上野駅ホーム

佐渡汽船の新潟港で初めての顔合わせ。

お互いすぐに分かりました


船を待つ間、そして両津港に向かって走る

ジェットフォイルに乗ってからも

ふたりでいろんな話をして。

そうしている間に、山に雪を頂いた

佐渡島が見えてきました。

ジェットフォイルの窓から佐渡島が見えてきた

両津港に到着。

ジェットフォイル、両津港に到着

車を借り、この日泊まる宿にいったん荷物を置き

早速宿根木に向かいます。


鼓童 佐渡特別公演

宿根木はかつて北前船の寄港地としても栄えた地

そんな場所に建つ宿根木公会堂は

芝居小屋としても栄えたそう。

宿根木公会堂

『佐渡乃國 鼓童』と染め上げられたのぼりが

観客を出迎えてくれました。

『佐渡乃國 鼓童』と染め上げられたのぼり

演奏が始まったらko-ichiと聞いた懐かしさが

込み上げてきて感極まりました。

それに楽しそうな顔をして

会場の上の方で一緒に聞いているような気がして。


数年前聴いたあの日あのままの鼓童の演奏。

身体全体に響く太鼓の音、優しく心に染み入る歌声。


終演後は鼓童の若き研修生たちが

お見送りに演奏してくれました。

鼓童研修生のお見送りの演奏 鼓童研修生のお見送りの演奏
鼓童研修生のお見送りの演奏

ko-ichiの従妹ということで親しくさせていただいている

鼓童の藤本容子さんと吉利さんも傍に来てくださって。

藤本吉利さん、どらさん、nobu、藤本容子さん

みんなこうしてko-ichiとのご縁で

つながっているんだなぁと実感しています。


つづきます。


出会いの景信山

2012年04月15日 | 山歩き

景信山への道標

先週ko-ichiのところで

花見をしようと尋ねたとき

桜がまだ全然咲いていなくて。

再度山歩きを兼ねて行こうと

向かう途中何気に

ツイッター見ていたら

cyu2さんが同じ方向の電車に

乗っている。

早速ツイで連絡したら

「ご一緒しますか?」

とのメッセージ。

飛び入りで参加させていただくことになり

嬉しい出会いの山歩きとなりました。

cyu2さん、はなねこさん、矢車草さん、カズさん、palletさん、ゆきさん

cyu2さんはなねこさん矢車草さん、カズさん、palletさん、ゆきさんと

高尾駅で待ち合わせのようでした。

cyu2さん以外は皆さん、初めてお会いする方ばかり。

でも、ブログを見ていてくださった方もいて。

木下沢(こげさわ)梅林


スミレオフ会

とてもいい天気。

木下沢(こげさわ)梅林の梅の花がまだ咲いていました。


≪スミレオフ☆高尾≫と銘打っているだけあって

皆さんとても詳しい。

数えきれないほどの種類があるというスミレの花。

スラスラ名前が出てきます。

特に詳しくいろいろ教えてくださった

はなねこさん、ありがとうございました。

イカリソウ スミレ ミミガタテンナンショウ
お花 ニリンソウ ヤマルリソウ
ヒトリシズカ お花 ヤマネコノメソウ



出会い

しばらく登りが続き、小仏へ下る道と景信山との分岐で

写真を撮る方にはなねこさんが声をかけたら

たけさんであることが分かり

頂上までご一緒しました。

また、途中でげんさん 、頂上でお昼にしたときにHgさんにも。

この日はたくさんの方との出会いがあって。

景信山からの眺め

私はお昼の後、皆さんとお別れし

この日のもう一つの目的地へ。

ko-ichiの眠る場所

先週とは違って桜が散り頃。

“今日は楽しかったよ”

って、報告しました。

そうかぁ、よかったな。

そうかぁ、よかったな。


里帰りで母とふたり旅-その3

2012年04月14日 | 温泉&ハイキング

早朝の白良浜を散歩

温泉に入って

美味しいものをいただき

久しぶりに

ゆっくりした一晩を過ごしました。

翌朝、白良浜の散歩に。

早朝の白良浜を散歩

そして朝ごはん

お粥が何種類かありました。

朝食

白浜めぐり

食事を終え、ホテルを出た後は

白浜をゆっくりめぐることに。

私は車の運転ができません。

母にいちばん負担の少ない観光タクシーにしました。

運転手さんがいちばんに連れて行ってくださったのが

平草原公園での東京よりちょっと早い桜祭り。

平草原公園の桜祭り

平草原公園の桜祭り

こちらでは桜ももう終わりかけ、散り始めていました。

こんな母娘のショットは何年ぶりでしょうか(^^ゞ

平草原桜祭りで母と

余談ですが、昔、紀伊と千葉の房総半島とは

漁師さん同士の交流があったとか

カツオ漁をしていて黒潮に流され

たどり着いた先でそのまま居ついてしまうんだとか

だから勝浦、白浜など双方同じ地名が多い

と運転手さんが話してくれました。

私も司馬遼太郎さんの本で読んだ記憶があります。


三段壁や千畳敷を回り最後にとれとれ市場でお買いもの

とれとれ市場

父が入院して昨年12月に亡くなるまで約3年。

その前からこんな旅行からは遠ざかっていました。

足元もおぼつかなくなり、

すっかり小さくなってしまった母ですが

これからはもう少し楽しみを増やして暮らしてほしいと

娘としては願わずにはいられません。

「これからはこうして時々温泉入ったり、旅行もしようね」

と言うと

「今度は沖縄行きたい」って。

こんな希望が出るのはとても良いこと。



私自身も心が癒された旅となったのでした。