たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

青海チベット鉄道

2007年01月28日 | たびの計画

お正月も明けた1月のある休日、ko-ichiがTVに見入っていました。何だろうと覗くと、NHKのある番組。

それは青海チベット鉄道~世界の屋根2000キロをゆく~

青海省“西寧”からチベット自治区首府“ラサ”に向けて標高5,072mのタングラ峠を越えて走る青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の旅の様子を写していました。眼前に広がる広大なチベット高原、6,000m級の山並み。ニンチェンタンラという7,115mの山が映し出されたときにはTV画面の前でうっとりしてしまいました。

何度もko-ichiが「いいなぁー」と溜息をつく。

ツアーで行けるのかと調べてみたら、何社か扱っている様子。その1社に問い合わせると、早速返事が来て、パンフレットも送ってくれました。何と早いレスポンス!

『風の旅行社』のパンフレット風の旅行社です。何しろチベットは高度3,000mを超える高地。なので、日程の大半をその高度に慣らすために充てられています。

青蔵鉄道で行く!はるかなる聖地ラサへの道10日間のパンフレットニンチェンタラをこの目で見たら、どんな気持ちになるのだろう。

中国が各国からの最新の技術を投入してこの地に鉄道を敷くこと、また、それをNHKが外国メディアとして初めて取材することにも、賛否両論があるようなのですが、それにしても、ただただ単純に一度でいいから行ってみたい、この目で彼の地を見てみたいと思わせるような番組でした。


ジョウビタキとko-ichi

2007年01月21日 | 日常のひとこま

最近ko-ichiは庭にやってくる鳥たちの観察に余念が無い様子。

近頃はジョウビタキのピースケの餌付けに成功したようで、

ko-ichiが庭に出て、「ピースケ」と呼ぶとすぐに飛んでくるんです。

ピースケと呼ぶko-ichi

大体、朝・夕と時間を決めてるようなので、その時間になると待っています。

ごはんだよー

「はい、ごはんだよー」と言いながら餌を入れたお皿をトントンと軽くたたく。

待っていたピースケが餌のところまで来ました。

結構近い距離です。

<<クリックで拡大

近くまで来たピースケ

ところで、「すずめのレストラン」はその後どうなったかというと・・・、

おかげさまで繁盛している様子。

うまそうだな~

おいらも食べたいな

ふ~食った食った、おなかいっぱいだぁ~

なんちゃって、吹き出しつけて遊んでみました (^^ゞ


こうして餌を食べに来るようになると可愛いもの。

どんな餌を与えているかというと・・・、

左から「ミールワーム」--ジョウビタキの餌(生餌です ^^;)、めじろゼリー--メジロの餌、むき餌--すずめの餌 です。

ミールワームメジロゼリーむき餌<<クリックで拡大できます。

ところで、こうして庭で鳥たちの相手をしていると、

焼きもちをやくのか小太郎(右)と亀吉(左)が騒ぎ出すのでした。

騒ぐ小太郎と亀吉


アイゼンのネジ

2007年01月18日 | 日常のひとこま

シモンのアイゼン 06年の正月、下山するときになってアイゼンのネジが外れていたのに気がつき、あせったnobu。その時は硫黄岳山荘のご主人がちょうど同じメーカーのものをお持ちだったためネジをお借りしました。

今回、行く前に確認し大丈夫だと思っていたら、また、外れてしまい、山荘で工具をお借りして、外れたネジ部分を針金で留めることに。

このアイゼンは「simond CAIMAN」。

のネジです。

今回はさすがにこのアイゼンを買ったお店に行って相談。予備ネジも購入しました。

アイゼンのネジ部分最新モデルではネジはネジ穴に通さず、こうして取り付けることを奨励しているのだそうです(写真にあるネジの下にネジを通すネジ穴があります)。

ネジ穴に通してアイゼンを固定しても、ネジに遊びがあり、ちょっとガタガタしていました。お店の人によると、わざとこうしているそうなのですが、これだとネジが緩みやすいのです。

こうして取り付けると外れにくくなるし、またバーを固定しないので、収納時にはアイゼンを短くすることができます。

山道具でも以外とトラブルって多いようですね。気をつけなければと思います。


山行のあとは

2007年01月14日 | 日常のひとこま

山の道具-1八ヶ岳から帰ってきて、この日は使った道具の後片付け。

お天気がいいとこんな風に全部ザックから出して、お日様の下で乾かします。

左から ザイル/ストック/アイゼン/ピッケル/ザックカバー/ツェルトのポール/登山靴/バーナーの燃料/エマージェンシーシート(遭難時体に巻きつけて体温低下を防ぐ銀色のシート)/ツェルト/折り畳み傘/サングラス/レインコート などなど

山の道具-2こちらは ザック/スパッツ/ボトルカバー/手袋 などなど

こうして見ると、結構使わないのもありますね。いや、使わないで済んだというべきもの。だからと言って持たないわけにはいきません。

私たちは小屋泊まりなので、まだ、荷物は少ない方。テント泊するとなるともっと多くなりそうです。

これで、ko-ichiのザックは約17キロ、私は15キロくらい。

さて、次回はどのお山へ。


雪の八ヶ岳-その5

2007年01月07日 | 山歩き

楽しかった4日間もあっという間。この日はいよいよ下山です。

◇◇あしあと◇◇

■06年12月30日(土) [茅野駅]==[桜平]==【夏沢鉱泉】泊
■06年12月31日(日) 【夏沢鉱泉】 登山開始----<夏沢峠>----<硫黄岳>----【硫黄岳山荘】忘年会
■07年1月1日(月) 【硫黄岳山荘】 初日の出を見に/横岳手前まで歩く/山荘でトランプ 【硫黄岳山荘】新年会
■07年1月2日(火) 【硫黄岳山荘】 下山開始----<夏沢峠>----【夏沢鉱泉】==[桜平]==[茅野駅]

下山だ!

【8:30】 山荘で朝ごはんを食べ、山荘のご主人やSさんにご挨拶をして出発!
天候は曇り。いつもの硫黄岳のように風が強く吹いています。ゴーグルを用意して良かった!

雪の中を歩く

なにしろ、地面に打ってある杭やケルンだけが頼りです。そのケルンですが、絶妙な位置に立ててあるんですね。ひとつのケルンに来ると、次のケルンがうっすらと見える、遠すぎず近すぎず、間隔が計算されているなぁと感心。

ko-ichiが登りで振り返り振り返り確認していた記憶も頼みの綱です。雪山では天候が激変すると道が分からなくなってしまう恐れもあるので、来た道を戻るのが安全かもしれません。

夏沢峠を望む。ホッと一息 【9:30】 山荘から歩くこと1時間。夏沢峠が見下ろせるところまで来るとホッと一息。硫黄岳山頂からご一緒した方と。

雪煙に霞む夏沢峠コレですもん!遠くが雪煙で霞んでいます。

去年もそうだったのですが、下山の日になると天気が悪くなります (~_~;)

←クリックで拡大

お湯を沸かすko-ichi 【10:30】 一緒に来た方とは夏沢峠で別れ、オーレン小屋まで来たところでコーヒーを一杯。

今回の山行では、下山の日になって初めてバーナーを使います。

コーヒーを飲むnobuちょっとまだ、顔がこわばってますーーー。

ホッと一息ついた後は、また夏沢鉱泉まで下るだけ。

夏沢鉱泉へこの雪の中、小さな生き物に出会えるかなぁとキョロキョロしながら歩きましたが、今回は会えませんでした。

夏沢鉱泉に到着すると、後から今日帰る人たちが続々と降りてきます。鉱泉では行きでお会いした、あのテノール歌手の方が甲斐甲斐しくお手伝いしていらっしゃいました。

茅野駅

茅野駅まで送っていただき、スーパーあずさで帰ります。

今回も楽しかった雪の八ヶ岳山行。いろんな人たちにお会いできて、またお天気にも恵まれて、いい年の始まりを迎えることができました。

おしまい。