お正月も明けた1月のある休日、ko-ichiがTVに見入っていました。何だろうと覗くと、NHKのある番組。
青海省“西寧”からチベット自治区首府“ラサ”に向けて標高5,072mのタングラ峠を越えて走る青蔵鉄道(青海チベット鉄道)の旅の様子を写していました。眼前に広がる広大なチベット高原、6,000m級の山並み。ニンチェンタンラという7,115mの山が映し出されたときにはTV画面の前でうっとりしてしまいました。
何度もko-ichiが「いいなぁー」と溜息をつく。
ツアーで行けるのかと調べてみたら、何社か扱っている様子。その1社に問い合わせると、早速返事が来て、パンフレットも送ってくれました。何と早いレスポンス!
風の旅行社です。何しろチベットは高度3,000mを超える高地。なので、日程の大半をその高度に慣らすために充てられています。
ニンチェンタラをこの目で見たら、どんな気持ちになるのだろう。
中国が各国からの最新の技術を投入してこの地に鉄道を敷くこと、また、それをNHKが外国メディアとして初めて取材することにも、賛否両論があるようなのですが、それにしても、ただただ単純に一度でいいから行ってみたい、この目で彼の地を見てみたいと思わせるような番組でした。