たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

父と母と息子と

2013年01月27日 | ko-ichiに捧ぐ

富士桜自然墓地公園

1月26日は義母の納骨日でした。


ko-ichiが亡くなってから1年を目の前にした

12月のある日、97歳の命を全うしました。


子供の頃や大人になってからも色々あって

私から見ても何だかギクシャクしているような母息子で

ko-ichiの生前は数えるほどしか義母に会った事がありませんでした。


それでもko-chiががんを宣告され、

手術をした時には心配して電話をくれ、

もういよいよ危なそうになった時には

義姉に付き添われて病院にお見舞いにも来てくれました。

その間も孫である娘達に度々様子を聞いていたという事も知りました。


ko-ichiはそんな母の事をどう思っていたのか、

今となっては知る由もありませんが

亡くなる十数日前のある日

「今日はおふくろの誕生日だな…」

とぽつりと言ったことがありました。

1月11日だったのです。


宗教に対する考え方も違ったのでお墓も別々だけど

そんなことは超越して、先に逝った義父と3人で

今頃は親子仲良くやっていることでしょう。


青空に向かって目を閉じると

そんな光景が瞼に浮かんでくるのです。