たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

ちょっと気になる記事

2006年09月18日 | 山歩き

会社に置いてある新聞を見ていたら、たまたまこんな記事が目に入りました。

日経新聞 ストックの使用に注意

9月3日 日経新聞の記事で、「ストックの使用に注意」とあります。どういうことかというと、登山者が引き起こす登山道の裸地化が問題になり、この現象に拍車をかけているのがストックの使用なのだそうです。特にダブルストック歩行による登山道へのダメージは大きく、奥秩父の両神山などはストックの先端にゴムをかぶせるよう指導しているのだとか。

とはいえストックは足への負担、特に下りの道ではひざへの衝撃を和らげるので大いに助かっています。以前、大菩薩峠へ登ったときに登山教室のツアーと登りが一緒になり、ストックの使い方を熱心に教えているのを見かけたこともありました。

山を愛する人がたくさんいるのはそれはそれでいいことではあると思うのですが、一方で山の環境悪化が進むのは悲しいことですね。

気になって調べてみたら、山の自然に関する問題はこれだけではないようです。

登山に於ける問題点

オーバーユースを考える

私たちに感動を与えてくれる山を守るために何ができるのか、ちょっと考えた記事でした。


初「槍」!!-続編

2006年09月12日 | たびの計画

次の計画も北ア

上高地より

前回(その4)で「でも、まだ続編があるのです・・・」と宣言していました。それは・・・。

夏の北ア縦走ですっかりその魅力に憑かれた私たち。次は穂高に行く計画を立てています。さて、日程とコースをどうしよう。

ということで、ko-ichiが立てた計画はこれ↓

金曜の午後に出発し、その日は松本一泊。その後、朝一で上高地へ行き、横尾→涸沢2泊目

そこから、今回は奥穂高岳へ。ザイテングラートを歩き、奥穂高岳?涸沢岳涸沢3泊目

翌日、また登りと同じルートで上高地まで、という予定です。最初は北穂に行く予定だったのですが、どうもこちらの方が歩きやすく、人気のルートのようです。このブログに訪れてくださる皆さんの山行記録を拝見しても分かりました。

北穂はまた十分な日程が取れる時、縦走する楽しみに取っておくことに。

さあ、あとはお天気次第!!、です・・・ (^-^;)  でも、もう帰りのきっぷはしっかり確保済み(汗)


初「槍」!! ― その4

2006年09月06日 | 山歩き

06年8月22日

さあいよいよ下山ですよー。

4日目: 槍ヶ岳 ― 槍沢 ― 横尾 ― 上高地

5日目: 上高地 ― 帰宅

上高地へ

下りるぞー

【4:55】槍ヶ岳山荘出発。下りるぞー。上高地に向かって大下りです。

坊主岩屋下

上からではあまり分からなかったんですが、この道は岩ゴロのガレ場。下りだからといって、そうサクサクとは歩けません。

【5:45】坊主岩屋下。まだ、槍が見えます。

槍沢

雲が晴れてとてもいいお天気になってきました。登ってくる方もたくさんいらっしゃいます。

この景色を見ながら登るので、「もう、ずーっと感動しながら登ってるよ」とおっしゃる方がいました。なるほど、納得!!

ニッコウキスゲ「わぁー!きれい!!、ユリかな?」。

「ニッコウキスゲじゃないんですかね?」

親切に教えてくれる方がいました(^_^;) 失礼しましたー。

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槍沢の雪渓雪渓をバックに。結構暑いのに、溶けないんですねぇ。

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槍沢大曲り 【7:45】槍沢大曲り。

ここを上がると、前日の「水俣乗越」へ通じています。

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槍沢ロッジ 【8:40】槍沢ロッジ。ここで、小休止。

一ノ俣

【9:30】一ノ俣。流れる川の水がとてもきれい。

横尾山荘

【10:25】横尾山荘。ここで、休憩。

このあたりまでは、日差しが照りつけて暑かったー。

カップラーメンを食べ、水補給。涸沢や奥穂などへは、ここから上がるんですねぇ。蝶ヶ岳へ登るのにもこの手前に分岐がありました。

梓川

梓川。このあたりまで来ると上高地の雰囲気。空の雲がなんだか怪しくなってきた。

新村橋【11:50】 新村橋。 ちょっと歩いてみる。

【12:30】徳沢園。雨が降り出したので、合羽を着ます。

明神館【13:20】 明神館。ここで、休憩。

nobuはソフトクリームを注文。あと、りんごを売っていました。ko-ichiが珍しく「うまそー」というので、1個買って二人で分ける。

あともうひと歩き。雨の中を歩きます。結構降ってきました。

河童橋で反省!? 【14:41】 河童橋 到着。

ふーっ、よく歩きましたぁ。こんなポーズをとっていたら「反省猿みたい」ですって!! だって、この日の歩行時間、なんと7時間半!!下りだから歩いた距離も半端じゃありません。

このあと、清水屋ホテルへ。

4日間の山行の後なので、ちょっと贅沢しました。ここはおととし、私の誕生日にko-ichiが連れてきてくれた、思い出のホテルなんです。

濡れた合羽のままで入ったにも関わらず、温かく迎えてくださいました。

06年8月23日

そして、最終日・・・。

清水屋ホテルと穂高の山々

【8:00】 昨日の雨とはうって変わって、いいお天気。ホテルを後にします。

ふりかえると、穂高の山が「またいらっしゃい」と言っているようです。「うん、また★必ず★くるよ」

上高地バスターミナル 今回も楽しかったぁ。

そして、ここでひとまずおしまい。

PS.全4回の長編?にお付き合いいただきありがとうございました。でも、まだ続編があるのです・・・。ふふふ、それはまた、後日(^-^)