雷(神成)岩にて
「これだから山歩きってやめられないのよねぇ」、「ホント、そうなんだよなぁー」。
大菩薩峠の雷岩に立ち、つくづくそう思う。この日はとてもお天気が良く、眼下に壮大な眺めが広がっている。
上日川(かみにっかわ)峠から唐松(からまつ)尾根ルートで登ってきた私たちは、予定より1時間ほどオーバーしたため、大菩薩嶺はパスして、この日の泊まりである『介山荘』へ向かう。
蹟ノ河原(せきのかわら:左の写真)に非難小屋があった。中はどんな風になっているのだろうと戸をガタガタいわせて開けると、先客が2人陣取っていた。
「あら!、これは失礼しました(いるんなら、何か声を出してよぉ・・・)」。
大菩薩峠大菩薩峠大菩薩峠大菩薩峠大菩薩峠
介山荘
今夜の宿、「介山荘」。この日は、十数人のツアーが来ていたため、結構満員だ。中に入ると、先に到着している常連と見られる4、5人組のおじさん(?)たちが既に出来上がってご機嫌の様子。他にも、何人か常連さんがいた。夜は夜景がとてもきれいだ(写真にはうまく撮れなかったけど・・・)。
翌朝の日の出
翌朝はもう5時から起きて、朝日を見ようとしたり、出発の準備をしている人たちがいる。外の気温は-10℃。6時半頃雲の上に朝日が現れる。デジカメの電池を<リチウム>にしてみたら、電池切れにもならず写すことができた。八ヶ岳のときに苦労したのがウソみたいだ。やはり寒冷時にはいいのかも。ついでに、朝日のなかの富士山も一枚。
nobuのアイゼンが・・・
下山は姫ノ井沢側のルートであっという間に下る。こちら側は積雪が10~15センチほどあったため、6本爪アイゼンの初デビュー。締め付けが緩かったからか、nobuがアイゼンが外れていることに気がつかず、「何か滑るなぁ」と思っていたら、kouichiから「アイゼン外れてるぞ」と言われてはじめて気が付く。あわてて引き返そうとすると、向こうから「これ、そうですか?」と外れたアイゼンを持って来てくれた人が。見ると同じ介山荘に泊まった常連さんだった。
大菩薩峠登山口バス停付近から見た景色。お天気に恵まれてホント良かった♪ちなみに、ここのバス料金は駅から登山口まで100円!!!と激安!
大菩薩の湯に到着。介山荘で一緒だった人が何人もいた。そう言えば、宿を出発するとき「じゃ、後でお会いしましょう」と言って別れたのだった。山歩きの後の温泉はやっぱり気持ちいい?
おまけ
ザックのベルトに取り付けたカメラを、下ろすときに落としてしまい、電池を入れて閉めるふたの爪が壊れて閉まらなくなってしまった。なので、絆創膏を貼って応急処置。まるで、カメラが怪我をしたみたいだ。