たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

箱根吟遊 2010年7月1日

2010年07月13日 | お宿

旅館の1階ベランダから

ko-ichiが以前、知人に“ここいいよ”と薦められていて

今回思い立って予約を取っていただいたのが

出発の前々日のこと。

梅雨空のさえない天気の中、

コタ&カメ号に乗って出発しました。



箱根へ

梅雨の曇り空、晴れていれば高速を走りながら

富士山を見ることができるのですが

雲の向こうで見えません。


まずは芦ノ湖へ

箱根 芦ノ湖

平日なのでそれほど人出も多くなく

湖の上をゆっくりと海賊船や遊覧船が行き交っています。

芦ノ湖の遊覧船

近くのコンビニで小さなお弁当を買い

湖畔でお昼ご飯。

ところでko-ichi

「こういう船ってどこで造るのかなぁ~」と、素朴な疑問。

そう言えば、海なら造船所があるけれど、湖って・・・?

と思って調べてみたら、同じように疑問に思う人がいるんですね~。

回答はこちらです。>>Yahoo!トラベル 旅の知恵袋

のんびりした時間を過ごし、いったん身体を休めようと

今日の宿へ向かいます。



箱根吟遊

箱根吟遊 正面玄関

さすがにお勧めだけあって一歩足を踏み入れた瞬間から

他の宿とは違う雰囲気。

全室から箱根の山が眺められます。

箱根吟遊 ラウンジ

各部屋に露天風呂。

箱根吟遊 部屋の露天風呂

箱根吟遊 部屋の中

この後、夕方までにまだ時間があるので

宿を出て芦ノ湖スカイラインを走る。

標高の高いところでは、気温も低く

涼風に下界のムシムシした暑さも忘れます。

箱根吟遊 窓の景色

箱根の展望を楽しんだ後、

旅館に戻り部屋のテラスで流れる雲をぼぉっと眺めて過ごす。

箱根吟遊 ベランダに座ってぼぉ~っと過ごす

そんな時間を許容してくれる雰囲気がこの宿にはあります。

箱根吟遊 廊下

さて、お楽しみの夕食の時間。

先付と旬菜海の幸 季節の鮮魚と本鮪造り強肴(しいざかな) 和牛ひれ肉石焼と季節の野菜
冷製蜀黍スープ仕立 冬瓜 小芋 小茄子など箱根山麓豚と茗荷の炊き込み御飯 赤出汁甘味 抹茶豆腐 黒みつ

ko-ichiにはちょっと多かったようだったけど

私にはちょうど良い量のご馳走。

氷でできた器を使ったり、小さな実を細工した

カブトムシが添えられていたり

遊び心と和洋を程よく取り入れたメニューに

美味しくそして楽しんで食すことができました。



次の日の朝。

めずらしく朝食ギリギリまで眠り込んでしまいました。

そんな私たちの目を覚まさしてくれたのがこのご飯。

箱根吟遊 朝ごはん

この後、軽く部屋の露天風呂に入り、

帰りは遅めの出発で一路帰途に着きました。

部屋の灯り

この宿は全室景色が眺められ、

お風呂があり食事も部屋なので外に出る必要が無く

部屋の中でゆっくり過ごせます。

まるで大人の隠れ家みたいなこの宿はこちら。



--------------------------



より大きな地図で表示

箱根吟遊

〒250-0404 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下100-1
TEL:0460-82-3355

--------------------------








そして、この数日後、治療のため入院したko-ichi

しばらくは旅に出ることはできなくなるかもしれないけれど

また、がんばろうね。

ko-ichi 吟遊のベランダにて