kouichi入院
26日10時頃、nobuの携帯が鳴った。こんな時間に珍しい。
「おう・・・。とんだことになったよ」とのんびりしたkouichiの声。「どうしたの!?」とnobu。「入院だってよぉ」。「えぇっ!」。
実はkouichiが6日ほど前の仕事中に、左肩から胸の上にかけて蟻(あり)に咬まれた。それが、日を追うごとに少しずつ赤く腫れきて、肩まで凝るようになっていた。とうとう今朝、近所にある総合病院に行ったのだった。
「蟻に咬まれたのがそんなにひどかったの??!!」。「違うんだよ、『帯状疱疹』だって言うんだよ」。
「たいじょおほぉしん???!!!」
帯状疱疹とは・・
確か皇室のさるお方もかかられた病気である。帯状に湿疹のようなできものができるというイメージしかなかったが、後から調べたら、子供の頃かかった水ぼうそうのウィルスが、治った後も体の中に潜んでいて、何かのきっかけで再活動を始め疱疹となって現れるらしい。そのきっかけとは、加齢やストレス、疲労など。さしずめkouichiの場合、蟻に咬まれたのとちょうど風邪をひいていたのが重なってしまったからだろうか・・・・。
「先生にさ、『いや、1週間くらい前に蟻に咬まれたんですよ』『いえ、帯状疱疹ですね(キッパリ)』、『だって、咬まれてから赤く腫れてきて・・・』『いえいえ、帯状疱疹です。ちょっとお待ちください』って、別の先生を連れてきて『ああ、これは帯状疱疹です』って言われちゃったよ」。
そして
入院と聞いたとき、仕事中に蟻に咬まれたのが原因だと思い「労災申請しなきゃ」と軽い気持ちで言ったが、kouichiが勤めている会社の担当者に聞いてみたところ、因果関係がなんとも言えずびみょーらしい。健康保険と、契約している生命保険からは補償が少し出るそうだ。
治療は8日間の入院中、1日3回の点滴と投薬で安静にしていなければならないとの事。結構デリケートだったのねと思いつつ、仕事が終わったら病院に行かなきゃと考えるnobuであった。