たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

記念碑

2012年02月17日 | ko-ichiに捧ぐ

城山川

とてもお天気のいい2月初旬のある日

ko-ichiの入るお墓を見に行きました。

時間があったので

高尾駅から歩いてみる。

こんな青空の下、

よくふたりで歩いたことを

思い出しながら、

心の中でko-ichiと話しをしながら



ko-ichiには私との間ではない

ふたりの娘がいるのですが

その娘達とああでもないこうでもないと言いながら

あの人好みのいい[記念碑]が選べました。

墓園

ところでko-ichiの好きだった歌、マイウェイ

和訳を書いた紙切れをお財布の中に見つけました。

岩谷時子さん訳詩のを自分なりにアレンジしたのか

少し違うのだけれど、何だか想いが蘇るようで。

ここにこの歌を捧げます。



マイ ウェイ

やがて私はこの世を去るだろう

長い年月私はしあわせに

二人旅して今日まで歩いてきた

いつも私のやり方で



心残りも少しはあるけれど

自分がしなければならないことならば

できる限りの力で生きていこう

いつも私のやり方で



あなたは見てきた私の生き方を

残された時間を大事に過ごそう

いつも二人のやり方で



人と知りあい君と知りあう

出会った頃から二人で旅をした

だけど私は一度もしてはいない

くいが残る旅だけは



人は皆いつかはこの世を去るだろう

それまで自由で楽しく暮らそう

それが私の決めた道


ko-ichiは祭り男だった

2012年02月06日 | ko-ichiに捧ぐ

祭り姿のko-ichi

私と結婚するずっと前、

祭りの時期になると

どこかで神輿を担いでいたお祭り男だったそう。

祭りの事になるといつも熱く語っていました。

神輿を担ぐko-ichi

だから、旅立ちの日には

この祭り半纏を着せてあげました。

すっかり痩せてしまった体には

でも、その姿がちょうど写真のような

若い頃に戻ったようで。

神輿を担ぐko-ichi-2

とってもよく似合ってました。





今頃はどこにいるのかな。



エイサー、ホイサーと空を駆け上がってるかもね。