たび・旅・ふたり旅―岬便り

旅したいろいろな記録や日常のあれこれを綴ります。

桜守り

2011年04月15日 | まち歩き・お散歩

花ニラ

随分暖かくなって

お庭にも春の花たちが

一斉に咲き始めました。










花ニラやスズランスイセン

スズランスイセン

シャガ

シャガ

テタテート

テタテート

それに、姫リンゴ

姫リンゴ

この姫リンゴはこの木の傍にあるボケの花に気を取られて

今まで全く気が付きませんでした。

毎年咲いていたんだろうか、

こんなにきれいな花なのに

なんで気が付かなかっただろう??



もう葉っぱだけになってしまいましたが

桜も綺麗でした。

神田川にかかる桜の花

ある日の新聞に掲載された

吉野山 3万本の桜守をする

紺谷与三一(こんたに よみかず)さんの

お話が目に留まりました。


多くの人は

「放っておいても桜は永遠に咲く」と

考えるものですが、

台風が襲来し被害が出たことをきっかけに

ほぼ毎日山に入り、肥料をやり、下草刈り、枯れ木の処理など

手のかかる子供を見るように世話をしているそう。

桜の咲く小路

“吉野の人々は、桜に生かされてきた。

春に大勢の観光客が来るのは、

桜があればこそだ”




そして、見逃せないこんな一文。

“世話を始めてから、

当たり前のことを続けることが

どれほど大変かを痛感した。”




とても穏やかな表情で写っていらしゃる

紺谷さんの写真が印象的でした。

桜の花