ひねくれ亭日常

散歩と徘徊が日常の独り言

やたら土人が多かった

2021-01-17 14:44:07 | 映画

土人が何時から放送禁止用語になったのか解らないが昔は日常語だったよなあ。

先ず漫画でも映画でもドラマでも小説でもやたら土人は出て来たし法律の中にもあった。

旧北海道土人保護法…

ステーキケン…じゃなくてオオカミ少年ケンは唇の厚い色黒で何故か長髪。

狼と象が混在する摩訶不思議なジャングルが住処だ。

もう映画となると毎月何処かのスクリーンにはどうらん塗った偽土人がドンドコドコドコ踊っていた。

彼らは一体何を糧にしているのかさっぱり解らない。

基本的に何時も踊っているか祈っているかのどっちかなのだ。

日本人には南洋信仰と呼べる奇天烈な考え方がある。

特に東北地方出身者には暖かな南の島には労せずして食料を得られる楽園だと思う節があった。

実際に南の島は表土が薄く農耕には不向きで多くの人は養えないにも拘らず憧れていたのだ。

つまりやたら土人が出てきたのはそんな楽園へのあこがれが根底にあったからだと思えてならない。

土人の祈りや効果てきめんの薬等に対する表現もリスペクトが感じられたのである。

 

 


フリーランスの悲惨な末路 8

2021-01-17 13:54:40 | 三流カメラマン

何の保証もなく、社会的信用度の低いフリーランス家業。

それでも店でも持ってはっきりと姿が見えればまだ良いが我々の様な世間からは何処にいるのかも判らない存在は一番弱い。

特に田舎から出てきて一国一城の主になる事を夢見てきた人にとって現実は非常に厳しいものとなる。

大体私がフリーになった頃はクレジットカードを持つ事が出来なかった。

何の保証もない何処の馬の骨とも知れぬ輩にカードは夢の話だ。

今じゃあ犬猫でも持てる時代だが…

知り合いのライターは郊外に一戸建てを購入し子供達も私立大学へ進学させかなり頑張った。

とは言えそれを可能にしたのは奥さんの実家があればこそ。

出版不況化で収入が減ったのを機会に都内にある奥さんの実家へ移り住んだ。

郊外の家は貸してその家賃が大切な収入となるが彼の威信は大きく傷つく。

城を明け渡したのだから。

田舎の出だから余計に家長としての意識が強く結局義母と憎しみあう関係になってしまう。

子供が独立するのを待って田舎に帰ろうかととも考えていたが奥さんは付いて来ない。

奥さんとも子供とも完全に修復不能の状態になっていた。

そしてその日はやって来る。

 


カツカレーうどん 何でも足せばいいってもんじゃねえ!

2021-01-17 12:23:28 | グルメ

カツカレーは発明だと思う。

具の少ない(殆ど入っていない)カレーが魅力的に感じるから凄い。

カレーもイマイチ、カツもイマイチでもOK!!

足し算の効用だろう。

しかしだ!

だからと言って何でもありじゃないだろう!!

富士そばで見たカツカレーうどん。

カツカレーが1+1なのに更にうどんを+

個人的は絶対に頼まないメニューの一つだなあ。

天婦羅ラーメンってのを食べた時に感じたんだよなあ、足し算がマイナスに働くって事を。

うどんやそばと天婦羅は相性がいい。元があっさりしているから。

ラーメンはあかん。どっちも美味しいとは思えない。

そんな経験をしているのに時々やらかすんだよねえ。

あるSAで頼んだカツラーメン。

責任者出て来い!!って感じ。

写真が実物、味噌ラーメンにトンカツがのっている。

 


竹やりでコロナ撃退!

2021-01-17 12:14:47 | スポーツ

関係者はあくまでもオリンピックをやり遂げると意気軒昂に語るが内心は違うんだろうなあ。

今はまるで戦時下、負けると言ってはいけないのだ。

スポーツ界お得意の根性論が後押しをしているのかなあ。

「竹やりで米軍を撃破!」

「撃ちてし止まん」

威勢を付けないとやっていられないのだ。

仮に中止になった時には

「出来る訳が無かったんだよ、あんな状況で」

と言い出すに決まっているんだよねえ、関係者は。

「あんな戦争勝てる訳が無かったんだよ」

似ているなあ…

根性じゃコロナに勝てやしない。


犬の生涯 死ぬまで繋ぎっぱなし

2021-01-17 11:26:57 | 

子供の頃は犬を家の中で飼うのは非常に珍しい事だった。

特に地方では考えられない飼い方。

家の中で小型犬を飼うのは大抵水商売の女性である。

高知県生まれの西原理恵子さんは”水犬と私”という漫画を描いている。

この水犬は水商売の女性が飼っている犬の意味だ。

状況が大きく変わって来たのは30年程前からかなあ。

大型犬でも狭いマンションで同居するようになったのは。

それ自体は非常に良い事で、人との距離が近づけばお互いに相手の状況をよく理解が出来るようになる。

とは言えド田舎は違う。

各地の農村では昔ながらの死ぬまで繋ぎっぱなしという犬を多く見る。

番犬の役割で散歩もしない。

3メートル程の綱が動ける範囲なのだ。

糞尿もその範囲、勿論フィラリア予防等の薬投与もしない。

死んだら新しい犬を保健所から連れて来るだけなのだ。

それでも飼い主が来ると喜ぶから健気である。

一番酷いと思ったのは人里離れた山の畑の犬だ。

粗末な小屋と水の入ったたらい、二匹の犬が炎天下繋がれていた。

彼らの役目は獣を威嚇する事。

可愛がられる事も無くただ畑の中に繋がれていた。

願わくば初冬に彼らを殺処分して春に新しい犬を連れて来る、そんな非道な事をしない飼い主である事を願ったのである。