都市伝説という言葉自体が何時頃からあるのか定かではないが40年以上前に存在していない。
その頃はド田舎大学生であり情報が今よりも極端に少なかった。
それでも死体洗いのバイトが日に3万円貰えるらしいという噂は耳に入った。
「何??それは本当か??3万円」
「おお、日赤のバイトらしいで」
バイトの日当が5千円程度なのに3万円の手当は驚きの稼ぎだ。
死体だろうが女体だろうがそりゃあ洗いまんがなでんがな。
早速ピンク電話から日赤に問い合わせたが…
「あの済みません、死体洗いのバイトがあるって聞いたんですがまだ大丈夫でしょうか?」
「はああああああ????何ですかあ??」
「いや、死体をですね洗う…」
「そんなのある訳ないでしょ!!」
ガチャン!
恐らく日に3回はド田舎大学のアホ学生から電話が入ったに違いない。
医療関係者の皆様、改めてお詫び致します。