東北応援プロジェクト 桜の文香づくり
いよいよ今日から桜まつりの始まりです。桜の開花は例年より遅れていますが、
今年の桜まつりでは、特別なメニューを用意しています。
ソメイヨシノより早く開花し、早春を彩る松田山の早咲き桜。
その押し花を利用して、桜の花の形をした文香を二つ作ります。
一つは自分のために。一つは震災から一年を迎えようとしている春まだ遠い東北の皆さんに届けるために。
工房の入口には、そのベースとなるタペストリーが掲げられました。
桜の幹や枝をどうしようか・・・というのが、私達の悩みの種だったのですが、
大井町在住の画家、香川猛さんにお願いすることができました。
香川さんは二科展で内閣総理大臣賞を受賞されている画家です。
私達のお願いを快く聞き入れていただき、これを描くために小田原城の桜を見に行かれたそうです。
工房に掲げられた2枚の他に、ASHIGARAアートフェスティバルのコア会場用にも1枚。
それぞれ、若木・成木・老木が描かれています。
皆さんの東北への思いを込めた桜が1輪2輪と咲いて行き、最終日には松田山の桜と一緒に
満開を迎えられるよう、ぜひご協力をお願い致します。