工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

京都西陣織工芸美術館「松翠閣」の睡蓮は光り幻想的

2009年01月08日 | Weblog
京都の西陣は織物の街 西陣織工芸美術館「松翠閣」は昭和初期の町家を改装した

西陣織を展示した美術館です。倉の中に印象派のモネの作品 睡蓮を西陣織で織っ

た作品展示してあります。光る糸を織り込んで、月夜に咲く睡蓮の花が浮かび

上がり、幻想的な美しさです。西陣織で作った浮世絵、ゴッホやルノアールの作品

など展示され見ごたえあります。織元の西陣あさぎという帯地メーカーが運営して

いて、織工場も見学できます。


モネの睡蓮をモチーフにした西陣織の作品。蓄えた光を発する糸(蓄光糸)
を織り込んであり、暗がりでは淡い緑の光が浮かび上がる。

倉の3方が睡蓮の作品 パリの睡蓮展示されたオランジェ美術館の日本版???

西陣織でつくられた屏風 このもとの絵は狩野永徳だったような気がする??

町家や材木商の自宅だったとのことで、町家らしい庭がある

倉の前のある中庭

この美術館から歩いていける距離にある、織元あさぎの工場にある昔の西陣織
の機械

現在使われている西陣織の機械 織っているところ見学できます。

西陣の町家 100年以上の建物でしょう!

西陣の町並み 京都の町家やレストランや店になっているのが多いのに
この西陣は観光地にはなっていないので、町家の住居が多い。昔はこの通りから
織りの機の音がひびいていたとのことですが、今は織っている家が少いとのこと