工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

御霊祭、神輿が御苑内を威勢よく巡行、神輿を揺らす勇壮な祭り

2010年05月19日 | Weblog
上御霊(かみごりょう)神社の大祭「御霊祭」が18日開催されました。

1時に祭礼は上御霊神社を出発し、河原町通や今出川通を歩き、3時半頃に御苑の

今出川御門から御苑に入ります。

京都御所の朔平(さくへい)門前に三基の神輿をはっぴ姿の担ぎ手450人が

掛け声とともに、2トンあまりの神輿を担いで、神輿を威勢よく揺らし、「神輿振り」

を行い、門前を、巡行して、今出川門内の御苑にとめた、台車まで行き、神輿を乗せます。

また市内を巡行し、上御霊神社に帰って行きます。 この祭りは863年が起源とされ、

江戸時代には、公家町であった現在の御苑内の巡行が、慣例になっていました。

神社は京都御所の産土(うぶすな)神となっていたので、皇室と縁が深いとのこと!

東京へ遷都し、皇室公家が東京に移り、1890年(明治3年)から途絶えていました。

昨年から、140年振りに復活したとのことです。

勇壮な祭りで、神輿が御苑巡行するという、皇室と縁が深い神社ならではの、祭りでした。


祭列は、3時15分頃に行ったら、かなり進んでいて、見逃してしましました。
先達の祭列は、御所には入らなくて、市内巡行のみとのことです。


牛車は、人がひっぱっていました。


牛さんは牛車を引かずに歩いていました。 「モーオ~ 疲れたよ」??


今出川御門前では、関係者が、三基の神輿の到着を待っていました。


飼い主と訪れた忍者犬  この犬は京都市内で有名な犬! 観光地に出現し、
”可愛い”と評判の、犬なのです!


門から御苑に入ってきた、担ぎ手たち、威勢よく掛け声をかけています。


「今出川口」の神輿が、御苑に入ってきた!


「末広会」の神輿が入ってきた!


「小山郷」の神輿 神輿は「今出川口」「末広会」「小山郷」の三基で、揃いのハッピ
を着ています。


騎馬姿の神官の方


御所の門 朔兵(さくへい)門前に三基の神輿が整列しました。


担ぎ手達が勇壮に持ち上げて揺らす「神輿振り」 三基の神輿の担ぎ手は総勢450人!


2トンの神輿を担ぎ手たちが、掛け声をかけながら、担いで巡行!


すごい熱気!


末広会の、神輿巡行!


神輿台  神輿をまた神輿台に載せ、引いて神輿は市内を巡行されます。