工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「京の食文化と今、大切な食」 瓢亭当主、高橋氏の講演

2010年05月22日 | Weblog
瓢亭当主、高橋英一氏の 「京の食文化と今、大切な食」 の講演が、21日に

ホテルオークラの3階で行われ、聴きに行きました。 (主催京一商西京文化サン)

瓢亭は、300年の歴史があり、ミュシュランの三つ星を獲得した料亭です。

(下線のついた瓢亭の文字をクリックすると、瓢亭のホームページにリンクします)

京料理の歴史、料理の発展に影響を与えた京都の地の特徴、京料理の要素などの説明が

あり、京料理で1番美味しいのは、吸い物などのだしを使ったものなのですが、

懐石料理で有名な瓢亭は、鰹節ではなく、まぐろ節を使うとのことです。

鰹節より、くせがなく、うまみ出るとのこと!昆布は利尻昆布を使い、買っておいて、

昆布やさんの倉がこいで、4年保管してもらった昆布を使うとのことで、グルタミン酸の

絶妙なうまみが出てくるためだそう! 

歴史あるしにせの料亭でのこだわりに、さすが!と、思いました。

塩も、天然塩を使うことを、勧めておられました。

天然塩はミネラルが多く、辛さに角がなく、まろやかだそうです!

日本人が、世界で長寿NO1なのは、日本食と、国民すべてが健康保険に加入、

戦争が無い事だと思っていますが、高橋氏はご飯主体の野菜や魚、汁物、ぬかずけの

漬物の食生活の大切さを講演されました。 菊乃井の当主、村田氏の講演は軽妙で

絶妙な語り口ですが、高橋氏の講演もわかりやすく、ユーモアあふれ、1時間半の講演

もあっという間、という、素晴らしい内容の講演でした。


講演する高橋氏  軽妙な語り口  京料理の奥深さがよくわかる講演でした。
高橋氏は300年の歴史ある瓢亭の13代目、71歳! 数々の賞を受けておられます!


帰りは、ホテルオークラの地下のアーケード街を、散策しました。ホテルに入ってる店は
センスが良いですね! でも今の身の丈にあった生活には、高価です! 
ウインドウショッピングを、楽しみました。ホテルオークラの地下と地下鉄には通路があるのです。


地下のホテル直営のパン屋さんで、クロワッサンを買って帰りました。
ホテル直営のパンやさんは、通常、クロワッサンが美味しい!


地下鉄東西線、東野駅構内にある野菜直売所
行きに買って、支払っておくと、帰りに野菜受け取れます。朝取れたてのトマト買ったので5時頃,
帰りに取りに寄ったら、スナックエンドウ210円のが160円に値下げ、
ほうれん草180円は150円になっていた! 
品数は少なくなっていたが、安いのに弱いので、買いたして、野菜を700円くらい購入しました。