工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

ハーブ研究家のベニシアさんの「自然と調和して生きる」の講演会

2011年06月04日 | Weblog
ホテルオークラで、3日、ハーブ研究家のベニシアさんの「自然と調和して生きる」の

講演会があり、往復葉書で申し込んであったので、出席が出来ました。

ベニシアさんの大原での生活は、以前に、NHKの番組で拝見し、とても素敵な生き方を、

見て、今回、講演会で、自然と生きるスローライフの生き方に至った、経験を聞き、

優しい人柄をまじかに拝見し、自分の生き方を貫いてきた方!、と感銘しました。

ベニシア・スタンリー・スミス(Venetia Stanley-Smith、1950年 - )は

イギリス出身のハーブ研究家・英会話学校経営者です。夫は山岳写真家の梶山正氏。

カレー店を経営していた8歳年下の梶山氏とは、お客として知り合い、

40歳で再婚し、今は高校生の息子がいて、はじめの日本人との結婚で

出来た子供達は、離婚した前夫とも、子供達とは親密な家族という、イギリス人らしい

価値観で生きています。 

「60歳の今は、とても幸せな生活です」と、講演で説明されてました。

べニシアさんは、出町柳で、英国人スタッフの英会話スクールを経営しながら

京都・大原の古民家で手作りの生活を送り、7年かけて作った自宅の庭で

150種類を超えるハーブを育てています。 ハーブにはそれぞれ役割があり、

ベニシアさんは料理をはじめ化粧水や洗剤などハーブを日々の生活の中で活用。

先日も、NHKから、又テレビ出演の依頼あったが、家族やスローライフの生き方が

大事なので、お断りしたとのことです。  

エッセイも沢山、出されているので、読んでみたいものです。


講演後、質問に答えるベニシアさん
ベニシアさんは、母親が貴族の家に生まれ、乳母に育てられ、母親は、4回の結婚
をした人で、その貴族の生活に疑問を持ち、生き方を求めて、
19歳の時に、バックパッカーとしてインドに辿り着き、暫く現地でグルに従事しながら
生活をしていたが、1971年に船で日本の九州南部に渡り、東京・岡山の生活を経て、
1978年から京都で英会話学校の経営を始めました。
1996年に大原に移住、これがきっかけとなり、テレビ・新聞・講演・カレンダーなど、
メディアが、ベニシアさんを取り上げています。


生家
生家はイギリスの名建築家ロバート・アダムが手がけたケドルストンホール
(現在はナショナルトラストが管理)というカーゾン家のマナーハウスであった。


曽祖父の兄はイギリスの外相・インド副王( インド総督)だった大物政治家の
ジョージ・カーゾン 侯爵であり、1年間日本に赴任し、伊藤博文と親交があった。
祖父リチャード・ナサニエル・カーゾンはスカーズデール子爵です。



住んだ家


あずまや


4回の結婚離婚を繰り返した母親とともに、義父の家を転々とした子供時代。
子供時代から、寄宿舎生活をおくりました。


義父の家
母の3回目?の結婚相手は、庭や畑が好きな義父で、影響を受けたとのことです。


ホテルオークラからの帰り道の地下道で、アルケミストの2人組が、リハーサル
してました、美しい歌声に聞きほれてしまいました。
パンフレット見たら、今までに9枚のCDを出していました