工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

「食文化の祭典 京料理」は飄亭の高橋氏の対談、京料理の展示と充実

2011年11月01日 | Weblog
「食文化の祭典 京料理」は、平成23年10月29日(土)~平成23年10月30日(日)

会場は、 八坂倶楽部(祇園新地甲部歌舞練場内)で開催されました。

食文化の祭典は京都の豊かな自然からの恵みや、千年の人と物との交流と文化により大成

された京料理を通じて食文化を考える機会となるよう、食文化に関する講演会や展示、

京都の有名料理屋8店による特設食堂でのお食事が、楽しめるイベントです。

テーマ ~京料理に文化を見る~

◆京料理にまつわる企画展示

◆京料理を中心とした実物の展示
 
(京料理、京つけもの、京菓子、京の酒、京漆器、京焼・清水焼、京野菜)

30日に行きましたが、印象に残ったのは、10時半から、1時間にわたり、

静岡文化芸術大学 熊倉功夫学長と、京都料理組合顧問 高橋英一氏(瓢亭14代当主)

が、対談され、映像を交えて洗練された「京料理」とは何かを、わかりやすく解説され

た、イベントでした。 

「京料理は、料亭の部屋に入ってときから、床の間のしつらえなどを鑑賞し

食器は季節感を表したものを使用し、料理は美的に優れた盛り付けと、まさに文化です。

創作料理などで、白の食器を使用しているのは、料理は引き立ちますが、季節感が

ありません。京料理の基本はダシで、各料理やによって、ダシの取り方が違います。

昆布は約60度の温度で1時間、まぐろ節は熱湯に入れサッとこしてが、飄亭のダシ

の取り方」 など、京料理についてのお話でした。

映像で、ごはんの炊き方、ダシの取り方、タイのしめかた、京のおばんざいなどが紹介

されました。

現在知られている、京料理の歴史は、千利休のお茶会などの食事から、だんだん完成

されたものことです!

1時間の対談、解説は、密度濃くて、有意義で参考になりました!

             ー続くー

会場の八坂倶楽部(祇園新地甲部歌舞練場内)












飄亭料理




飄亭料理


献立のお品書き



まゆまろのお菓子


京菓子


歓談する知事さんや飄亭主人高橋さん


山田知事の挨拶
京料理を文化遺産にするべく運動中とのことです。


静岡文化芸術大学 熊倉功夫学長と京都料理組合顧問 高橋英一氏(瓢亭14代当主)が、
対談され、映像を交えて洗練された「京料理」とは何かを、
わかりやすく解説されました。


お土産コーナ