工房八重の部屋

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圓満院門跡で雅な品格ある宸殿、広大な庭をただ1人眺める静寂な安らぎ

2011年11月28日 | Weblog
圓満院門跡の広大な庭を、以前から拝観したいと思っていました!

三井寺の仁王門前の道のすぐ隣に、圓満院門跡がありました。

三井寺の駐車場は、500円の有料ですが、圓満院門跡の駐車場は無料なのが

嬉しいですね!  拝観料500円を社務所で支払って、宸殿に行くと、この宸殿は、

秀忠とお江さんの娘の和子さんが、後水尾天皇の后になられた際に造営された

(1620年)御所と御文庫を賜り、1647年に京都御所より移築されたとのことで、

雅やかな建物です! その前にある広大な池を配した庭は、室町時代のもので、相阿弥の

作庭とつたえられているそうです。池を渡る屋根付きの橋を渡り、本殿にお参りし

隣の建物にある大津絵美術館を見学しました!

1時間半近くいたのに、だれも他の拝観の方を見かけず、其の静寂な雰囲気の中で、

湧き水が湧き出る池がある広大な名庭が、1人じめという贅沢な至福の時間を過ごす

ことが出来ました。

京都市内の寺院では、だれも見かけない事は、考えられないので、この圓満院門跡は

心を静め、癒したい時には、お薦めの寺院かもしれない!

圓満院門跡の文字クリックすると、ホームページにリンク出来ます)


圓満院門跡  寛和三年(987年)村上天皇の第3王子悟圓親王の開祖で
皇族その他の出身者によって、相承される格式のある門跡寺院です。
門跡寺院は全国で今、17カ所あるとのことです!


玄関車寄せ


中庭


宸殿内部
宸殿は、秀忠とお江さんの娘の和子さんが、後水尾天皇の后になられた際に造営された
(1620年)御所と御文庫を賜り、1647年に京都御所より移築されたとのことで、
雅やかな建物です!


桃山文化を良く伝えている内裏建築とのことです。


襖絵も豪華


縁側


廊下


玉座


内部


宸殿の室内から眺めた庭


紅葉してました


庭は湧き出る水を利用した広大な池を配した室町時代のもので、相阿弥の作庭とつたえられているそうです。


他に拝観者を見かけなくて、静寂の安らぎの時間が過ごせました!
どうなっているのでしょうか? 京都市内の寺院では考えられません!


本堂に続く池


本殿前の池


本殿


本堂から眺めた宸殿と庭


大津絵美術館内部
大津絵は340年前に東海道53次の大津宿場で街道を行きかう人々に縁起物として
神仏画を売ったのが始まりとのことです!


藤娘


鬼の念仏