11月9日のアスニーー山科講座は、
「徒然草の知恵 ~人生を楽しむ~ 」 龍谷大学文学部教授 小寺 慶昭 氏でした。
徒然草が700年前に、吉田兼行によって著作されました。
それよりも、100年前の鴨長明の「方丈記」は、全編が無常感ですが、
「徒然草」の場合も無常感はありますが、「方丈記」程でもなく、吉田兼行は30歳
近くで宮仕えを辞め出家し、隠遁生活をおくりましたが、隠遁の地は双ケ丘で、都に近く
て、名誉欲もあった隠遁生活でした!
矛盾することも記されていて、「子供はないほうが良い!」と六段で記し、
一四二段では、「子供いないと物の情が分らない冷たい心になり、子供持って初めて
親の心がわかるでしょう!」 と記されていたりする!
江戸時代には寺小屋が出来て、識字の人口が増え、「徒然草」が大衆に読まれるように
なった。 「人間は知らない振りをする!」 「年寄りは出しゃばるなかれ!」
「山寺にこもって仏に仕えることが、心清い心地する」などの記載などからも、
隠遁者の文学とも呼ばれ、教訓話が面白いとも言われるが、ドキットする
話も多く、内容が面白いので、700年もの間のロングセーラーとなっている!
文章末尾に、こうするべきだったのだということは、書かずに、客観的に
淡々と記されている! 等々!
小寺先生が、文章を解説して下さると、昔の文体の文字がイキイキと、興味深い文章に
なって、目の前に展開してきました!
日頃縁のない古典の徒然草が、どこが面白く、700年間もの間に読みつがれた
ロングセーラになったのか! などの解説を、興味深く、講座をわかりやすく
説明されるので、楽しく面白い講座でした。
11月のアスニーー山科講座
講師は、龍谷大学文学部教授 小寺 慶昭 氏でした。
講義は、わかり易く、興味深く、楽しかった!
「徒然草の知恵 ~人生を楽しむ~ 」 龍谷大学文学部教授 小寺 慶昭 氏でした。
徒然草が700年前に、吉田兼行によって著作されました。
それよりも、100年前の鴨長明の「方丈記」は、全編が無常感ですが、
「徒然草」の場合も無常感はありますが、「方丈記」程でもなく、吉田兼行は30歳
近くで宮仕えを辞め出家し、隠遁生活をおくりましたが、隠遁の地は双ケ丘で、都に近く
て、名誉欲もあった隠遁生活でした!
矛盾することも記されていて、「子供はないほうが良い!」と六段で記し、
一四二段では、「子供いないと物の情が分らない冷たい心になり、子供持って初めて
親の心がわかるでしょう!」 と記されていたりする!
江戸時代には寺小屋が出来て、識字の人口が増え、「徒然草」が大衆に読まれるように
なった。 「人間は知らない振りをする!」 「年寄りは出しゃばるなかれ!」
「山寺にこもって仏に仕えることが、心清い心地する」などの記載などからも、
隠遁者の文学とも呼ばれ、教訓話が面白いとも言われるが、ドキットする
話も多く、内容が面白いので、700年もの間のロングセーラーとなっている!
文章末尾に、こうするべきだったのだということは、書かずに、客観的に
淡々と記されている! 等々!
小寺先生が、文章を解説して下さると、昔の文体の文字がイキイキと、興味深い文章に
なって、目の前に展開してきました!
日頃縁のない古典の徒然草が、どこが面白く、700年間もの間に読みつがれた
ロングセーラになったのか! などの解説を、興味深く、講座をわかりやすく
説明されるので、楽しく面白い講座でした。
11月のアスニーー山科講座
講師は、龍谷大学文学部教授 小寺 慶昭 氏でした。
講義は、わかり易く、興味深く、楽しかった!