工房八重の部屋

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「大華道展次世代いけばな展」渉成園の美しい庭にオブジェのように点在

2011年11月03日 | Weblog
「次世代いけばな展」が10月29日、30日と国民文化祭・京都2011

大華道展のイベントとして、渉成園の美しい庭で、開催されました。

テーマは「花によせて、未来をつむぐ」

会場は、国の名勝「渉成園」で、東本願寺の飛地別邸です。

庭園は、東山を借景として造られ、洛北・修学院の地に詩仙堂を建立した

石川丈山(いしかわじょうざん)が作庭したと伝えられおり、その素晴らしい庭の

あちこちに、各流派の次期家元など、次世代を担う若手華道家の意欲的な作品(21作品)

が、オブジュのように展示されていて、京都における華道が紹介されていました。

美しい庭の景色にとけ込んで、この華道展は、素晴らしい企画だと思いました。

同じ日に、庭に点在する臨池亭などの、風情のある建物では、お茶会が開催されていて

いつもは静寂に満ちた渉成園が、大勢の人々で、賑わっていました!


渉成園入口


臨池亭ではお茶会が開催されてました。
券は前売りで、完売しているそうです!


傍花閣の建物






















いつも閉め切ってある池の端にあるお茶室、漱枕居も開いていました。




国の名勝「渉成園」は、東本願寺の飛地別邸です。
庭園は、東山を借景として造られ、洛北・修学院の地に詩仙堂を建立した
石川丈山(いしかわじょうざん)が作庭したと伝えられいて、京都駅に近いところに
こんな広大な庭があるのに、驚かされます!
現在は一般に開放され、500円のお心ざしで見学出来ます。
空いているので京都観光の穴場のスポットです!