「醸」の町 よこて

こんにちは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。

明日、横手市で開催される「よこいち。」は「Yokote Nihonshu Fess & Yokote Hakko Fess 　「醸」でつながる二つのフェス」と題して、開催されます！

▲「醸」正にこの言葉の祭典！


▲充実したプログラム！！

秋田県南地域の食文化の中で、特に際立って個性的と言えるのは「発酵文化」かもしれません。

「いぶりがっこ」を始めとしたお漬物、麹を多用する食品やお料理、一説によると発祥地だと言われている納豆、そして美味しいお酒。

秋田県全体に目を向けると、「ハタハタ鮓」などのなれ鮓、「しょっつる」などの魚醤、あけびや山ぶどうのなれ鮨という日本でも他に例の無い食品もあるそうです。

町に麹屋さんや味噌屋さんが何軒もあり、その中のお気に入りの一軒の麹やお味噌を家庭で使うのを別に変わった事とは思っていませんでした。


正に秋田は発酵文化の中心地。

ウチの家内の母の実家も、横手市雄物川町にある佐々木製麹本舗という麹屋さん。
そこのお味噌を初めて食べたときの思い出は忘れる事が出来ません。

まだ新婚の頃、雄物川町の佐々木家を訪れて頂いたお味噌でお味噌汁を作ってもらったら…

本当に美味しい！
麹がたっぷりで甘い！！
そして奥行きのある深みのある味。

それ以来我が家の味噌は「佐々木製麹本舗」の「雪の下味噌」と決まっています。

「デリカテッセン紅玉」を立ち上げたときも、この味噌を沢山の方々にご紹介したくて開店当初から店頭に並べておりました。
そして今ラインナップは少し増えています。

▲定番「雪の下味噌」と人気商品「寒麹」

寒麹はいわゆる「塩こうじ」。
地域では「寒」の時期に仕込むので「寒こうじ」と呼ばれています。

そして「新山食品加工所」さんとのお付き合いも始まり、新たな商品のラインナップも。

▲新山食品の「味噌たまり」と「塩こうじ」

知れば知る程、出会えば出会う程、この地域の「発酵文化」の奥深さを学びます。

さて、「Yokote Nihonshu Fess & Yokote Hakko Fess 　「醸」でつながる二つのフェス」では当店でもお付き合いのある、佐々木製麹本舗さん、日の丸醸造さん、浅舞酒造さんなどの講演があるのですが、本当に楽しそうです。

私もこっそりお邪魔したいと、お店を抜け出す算段を立てていますが、実現するかどうか…

でも様々な方々に発酵食品の美味しさ、楽しさ、そして健康さが伝わって欲しいと願っています。

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デリカテッセン＆カフェテリア　紅玉
〒019-0509　秋田県横手市十文字町梨木字沖野66－1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
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