こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。
今日、店頭に新たな調味料が仲間入りしました。
秋田県漁業協同組合女性部『ひより会』さんの「鍋通亭しょっつるハタハタ100%」と、和歌山県那智勝浦にある
丸正酢醸造元さんの「ちゃんぽんず」。

▲調味料売場の新たな顔に
以前から「鍋通亭しょっつる」は個人的に購入して利用させて頂いており、その優しい美味しさには深く感銘を受けていました。
そのしょっつるを作っている「ひより会」さんと、今年2月に東京で開催された
あきた"食彩まるごと”商談会で出会いました。
代表の岡本リセ子さんに家内がお取引を直談判するとご快諾下さいました。
その初荷が届いたのが一昨日。
店頭に出すにあたって、ウチの早坂画伯に紹介文を書いてもらいましたが、その一文に書いたのは…

▲「秋田を代表するうま味調味料」
しょっつるは、実は県南の食文化としてはあまり一般的とは言えないように思います。
でも「しょっつる」は、ハタハタという県魚&魚醤という発酵文化の結晶であり、秋田の宝。
沿岸部のみならず、この県南の地でも広まれば良いという願いも込めて、当店での取扱を始めます。
夏になれば「生春巻き」のタレとして抜群の相性を持っています。
一方、「ちゃんぽんず」は仲良くさせて頂いている、東京江戸川橋のお寿司屋さん「
酢飯屋」さんから家内が教えて頂きました。
自宅で芽株にかけて味わったのですが、あのときの感動は忘れられません。
柑橘類の酸っぱさと甘さ、そしてお醤油と出汁の旨味が渾然一体となった味わった事の無い味覚。
海藻だけでなく、野菜サラダやおひたし、水炊きや湯豆腐などの鍋物、お魚やお肉など何にでも合う万能調味料です。

▲口の中をフレッシュな風が通り抜ける様な味
その酸味の清々しさが印象的な「ちゃんぽんず」。
何とこの中には「酢」は入っていません!

▲小さく「果汁のみで醸造酢不使用」と

▲確かに果物の他には醤油や出汁等のみ
あるお客様が話して下さったのは、ポン酢のルーツは柑橘の絞り汁だったとのこと。
柑橘の豊富な和歌山の風土が生んだポン酢の原型に近い調味料と言えるのかもしれませんね。
丸正酢醸造元さんはこの「ちゃんぽん酢」の他にも様々な製品を作られているので、お客様の反応を見た上でアイテムを増やしたいと思います。
それにしても「しょっつる」も「ちゃんぽんず」も早速何人かのお客様からお買い求め頂きました。
商品としての良さは勿論保証出来るのですが、私達のオススメの言葉に耳を傾けて下さって、新しい物に関心を持って下さるお客様に、私達も喜びを頂き、励まされます。
今後も各地域の宝を発掘し、お客様にご紹介することが出来る様にしていきたいと思っています。
ご期待下さい!
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
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