こんにちは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」のインターン生 山口彩夏です。
今回は、去る7月12日に「秋田県中小企業家同好会 県南地区会」によって開かれました、
「経営のヒントを学ぶ会」についてのご報告をしたいと思います。
この会へは、紅玉から播磨多恵子さんがゲストスピーカーとして参加なさっていて、
紅玉を立ち上げるまでのお話を通して「仕事に対する価値観、職業観」を発表されていました。
▲会場の湯沢グランドホテル
出席者は29名。県南地域や、男鹿南秋地区にある中小企業の社員や幹部の方々です。
今回の目的は「幹部社員の声に耳を傾けて経営のヒントを学ぶ」こと。
最初に紅玉の社員の播磨多恵子さんの30分程のスピーチ、そして質疑応答。
その後で4つのテーブルごとに分かれて討論をし、全体でその内容をシェアする、
という流れで行われました。
▲始まる直前、報告の準備をしている播磨さん
▲報告中!
播磨さんの報告の中で、私の心に残った言葉は「人の悩みに大きい小さいはないのだから、人と比べる必要はないのだ。」というところでした。
「苦手なことも、他人のせいにして諦めたり逃げ出したりしないで前向きに取り組むことで、結局は自分次第で乗り越えることが出来るのだ」
ということを自らの経験を通して証明している、勇気の出て来る様な報告でした。
▲グループ討論の始まり。
討論のテーマは
「あなたがこの会社で働くことの理由は何ですか」
「あなたは仕事の上で何にチャレンジしようとしていますか」です。
私のテーブルでは、「仕事をすることは手段であって、本当の目的は、喜びを作ることであったり、人と人との繋がりを作ること、人間形成、等である」という話でまとまりました。その目的を達成する為に、自らの技術力向上、勉強すること、働く者同士での気持ちの共有をすること、に取り組みたい
という意見が出ました。
私個人の全体的な感想は、皆さんとても話しやすい方々だなあ、ということでした。
会場に到着した瞬間は、経営者の方々の会に参加するということで少し臆病になりましたが、実際に会が始まってみるととても良い雰囲気で、怖がる必要はなかったのだと分かりました。そして、よい職場環境を作る為に熱心に勉強をしていらっしゃるのだ、ということを知ることが出来ました。
会の帰りに、紅玉のお店のすぐ近くの「こじこじ」さんによりました!
▲マルゲリータ。生地はもちもちでおいしかったです!
播磨さんはこの会のために、二か月前から準備をしていらっしゃったそうです。
もともと人前に立って話すことは苦手だということで、このお話を引き受けるかどうか迷ったそうです。
けれども引き受けてみて、自分の経験や考えを言葉にして発表し、さらに人と討論することで、
考えがより整理され、良い機会になった、とおっしゃっていました。
播磨さんの笑顔は一緒にいる人を安心させる様な笑顔です。
でもそれは過去の辛さを乗り越えたからこその輝きなのだということを知ることが出来ました。
私が専務や店長とであった頃、よく「紅玉で働いている人は皆それぞれ悩みを持っているよ」とお伺いしていました。
紅玉の方々の、優しさ、大らかさ、そして働くことに対しての真剣さは、そんな悩みを抱えていたからこその物なのだと、実感致しました。
それでは、今日も1日有り難うございました。
デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉の携帯ホームページ">