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対ドローン等自走迎撃システムが自衛隊観閲式で初登場!!

2024-11-11 00:00:00 | 防衛
11月11日、一年で唯一の1が並ぶ日ですね。


何だか、昨今の情勢からは、〇〇ファースト、という言葉の羅列のようにも感じますが~(^^;)。


そのような中、11月9日に朝霞駐屯地で開催された防衛省・自衛隊70周年記念観閲式にて、新兵器である対ドローン等迎撃システムの試作品が登場しました。




同日、乗りものニュースがmsnにて、「レーザービームで迎撃だ! 初公開の「対ドローン自走システム」自衛隊観閲式に登場」の題で次のように伝えました。


『(前略)


埼玉県にある陸上自衛隊朝霞訓練場において2024年11月9日、「防衛省・自衛隊70周年記念自衛隊観閲式」が開催されました。


 式典には、陸上自衛官を主体に人員約800名が参加。観閲官として参列した石破 茂総理大臣に対する栄誉礼・儀じょうに続き、巡閲が行われました。





(中略)


石破総理大臣の訓示ののち、観閲行進へと移行。戦車・装甲車約10両、トラックなど約40両、ヘリコプター5機、F-35戦闘機を含む固定翼機7機による観閲飛行も実施されました。


 なお、今回の観閲式では「ドローン対処器材」も初めて登場。これは防衛装備庁が研究中の新システムで、会場では「車両搭載高出力レーザ実証装置」と紹介されていました。


 説明によると、これは防衛装備庁が令和3年から6年にかけて試作したもので、高出力のレーザーによるドローン対処に必要な全ての機能を1両の自衛隊車両に搭載しているとのこと。このため、一般道や高速道路、不整地でも自走して移動することが可能です。





 捜索標定および照準については、付属するレーダーを用いて360度全方位から接近するドローンを捜索。発見後は車両上部から高出力のレーザーを照射するビーム指向部がドローンに狙いを定めると、車両後部のシェルター内でオペレーターが最終確認したうえでレーザー照射を開始します。その後、目標であるドローンを継続的に追尾しながら、高出力レーザーを照射することでドローンを破壊します。
(以下略)』



筆者も動画で視聴しましたが、「車両搭載高出力レーザ実証装置」と紹介されていた対ドローン自走迎撃システムは、従来から装備化が進められた装輪回収車の本体に、レーザー評定出力装置などを搭載した試作車両で、観閲式では音楽隊の後ろをUターンする様子が公開されていました。


ロシアによるウクライナ侵略で各種ドローン兵器や精密誘導兵器による攻撃やその驚異的な攻撃力への対処は、最早テロやゲリラ、特殊部隊等による攻撃対応と相俟って、喫緊の対応が求められます。


そのような中、こうした装備が試作され、実用化に向けて着々と進んでいる事は頼もしい限りです!!




対ドローン等自走迎撃システムが自衛隊観閲式で初登場!!





防衛装備庁が中心となって開発が進む、対ドローン迎撃等の各種システム(高出力レーザシステム)のイメージ図
出典:防衛装備庁 HP




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