キューバ革命の立役者であるフィデル・カストロ氏が死去 一つの時代の終わり

チェ・ゲバラと共に戦い、キューバ革命の立役者であるフィデル・カストロ氏が、１１月２５日に死去しました。

１１月２６日１４時４１分に産経ニュースが「フィデル・カストロ氏が死去　キューバ革命、前国家評議会議長」の題で次のように伝えました。
『キューバ国営テレビは２５日、フィデル・カストロ前国家評議会議長（９０）が同日夜、死去したと伝えた。弟であるラウル・カストロ国家評議会議長（８５）が発表した。死因などの詳細は明らかになっていない。

　１９２６年生まれ。親米政権打倒を目指し、反乱軍を率いて闘争の末、５９年にキューバ革命を実現した。７６年に元首である国家評議会議長に就任。２００６年から病気療養にともなって順次、ラウル氏に権限を委譲し、０８年に議長を正式に引退。ラウル氏が議長に選出された。（ニューヨーク支局）』

キューバ革命後、米国のアイゼンハワー政権以来の「いじめ」「迫害」である経済制裁や国交断絶などを受けながらも、旧ソ連などの支援で生きながらえてきたキューバとカストロ政権。

冷戦終結後の混沌とした現在の世界では、「キューバ革命」に代表される冷戦時代の「変革」「革命」の意味は色あせました。
筆者と致しましては、世界各地には今もカストロ氏やゲバラ氏を含めてキューバ革命を懐かしむ方々もおられるとは思いますが、キューバ革命の立役者であるフィデル・カストロ氏が死去したことは、一つの時代の終わりを象徴するものではないかと感じます。

フィデル・カストロ氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。


９月２２日、キューバ訪問時にカストロ前キューバ国家評議会議長（右）と会談する安倍首相
出典：首相官邸ＨＰ
アメリカのオバマ大統領とは会わなかったのに、日本の安倍首相とは会談した点に
注目はしていました。
まさか、その２ヶ月後に死去されるとは。
最期の生命力を振り絞って安倍首相と会談したのでしょうか・・・・。


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キューバ革命の立役者であるフィデル・カストロ氏が死去したことは、一つの時代の終わりを象徴するものではないかと感じます。

フィデル・カストロ氏のご冥福を心からお祈り申し上げます。


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