今年6月の梅雨空は、直前の天気予報ですらも外れるほど、天気が急変しますね。
貴方も貴女も、そのようにお感じでしょう。
筆者の住む東北の山形でも、関東地方の如く短時間での集中した大雨が珍しくなくなっていますから。
一方、国際情勢も今の天気の如く、突然、大きく変化します。
ロシアのウクライナ侵略で、ロシア国内で民間軍事会社のワグネルがロシア正規軍に対して反旗を翻しました!!
同日09時19分にロイターが「ワグネル創設者、ロシアに進軍と表明 ウクライナから南部へ部隊」の題で次のように伝えました。
『[24日 ロイター] - ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は24日、通信アプリ「テレグラム」に音声を投稿し、ワグネルの部隊がウクライナから国境を越え、ロシア南部ロストフに入ったと表明した。
同氏は、部隊の進路を妨げるものは誰であろうと撃破すると述べ、ロシア軍に「徹底的に」対峙する用意があると発言した。
プリゴジン氏は23日、ロシア軍上層部がワグネルの戦闘員を爆撃で大量に殺害したと主張。ロシア当局はプリゴジン氏が武装蜂起を呼びかけていると非難し、タス通信によると、連邦保安局が刑事事件として捜査に着手した。』
一方、同日11時34分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「プリゴジン氏「部隊をロシア南部へ進めた」 米も「情勢注視」」の題で「ウクライナ侵略」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。
『ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏は24日にかけて、部隊をロシア南部ロストフ州に進めたと明らかにした。
プリゴジン氏は通信アプリの投稿で、ロシアのショイグ国防相がヘリコプターやミサイルでワグネル部隊に向けて攻撃させたと主張。「軍指導部の悪の阻止」を呼びかけ「抵抗しようとする者や道路の障害物、頭上の航空機は即座に破壊する」と警告した。
米国家安全保障会議(NSC)の担当者は、プリゴジン氏の捜査について「情勢を注視している」と述べた。』
ワグネル側の動きは素早く、事前の根回しや部隊の統率などが用意周到で、かつ電撃的に動いており、6月24日の時点では既にロストフ市内で戦車や歩兵部隊が市内を占拠し、ロシア国防省関係の施設を攻撃、ロシア正規軍との本格的な戦闘すら開始しているとの情報があります。
在日ウクライナ人でウクライナ支援活動等をされているナザレンコ・アンドリー氏は、同日、自身のツイッターでこれらの動きに次のように述べました。
『ワグネルと露正規軍の戦いで、誰を支持しているかというと… もちろん両方共!☺
ワグネル頑張れ!!腐敗した国防省を許すな!
国防省、ワグネルに負けるな!反乱者に罰を!露国内で核兵器を使ってもいいぞ!
FSB、内戦を防ぎ正統な政権を守るためにプリゴジンとショイグ、両者を撃て!
皆ファイト!』
『プリゴジンの賢いところ。
「東部住民の虐殺は嘘。NATOとウクライナはロシア侵攻を企んでなかった。露国民とプーチン(!)が騙された。露国防省の陰謀だ」と発表した。
これはプーチンに逃げ道を与える。「俺騙された…やはりワグネルが正しい。プリゴジンを国防相に任命し、ショイグを罰する」と言える』
正に、ナザレンコ・アンドリー氏の言われる通りですねえ~(嬉しい大笑い)。
筆者としては、ワグネルを率いるプリゴジン氏は「政治的な人物」で、次のロシア大統領選挙を狙っているとの報道もある程、周到な根回しが得意です。
そしてウクライナ側への接触すらもしているとの報道がリークされる程、節操も無く、顔も広い人物だと分析しています。
その証拠に、ウクライナ侵略の重要な拠点であるロストフ市に進撃し、迅速に占拠しています。
これは、ウクライナ側への明確な「支援」のメッセージであると同時に、ロシア正規軍への「脅迫」「後方拠点攻撃」でもあります。
おそらく、ベルゴルド方面へ攻撃や進撃をしているロシア自由軍団等のロシア反政府武装組織への「棲み分け」も意図しているでしょう。
今後の動きに目を離せません!!
ウクライナ情勢急変、ロシアで仲間割れとは今の天気の如し
今後のウクライナ情勢に刮目!!
6月23日時点での、ロシアによるウクライナ侵略の状況
出典:防衛省・自衛隊 HP
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同日09時19分にロイターが「ワグネル創設者、ロシアに進軍と表明 ウクライナから南部へ部隊」の題で次のように伝えました。
『[24日 ロイター] - ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は24日、通信アプリ「テレグラム」に音声を投稿し、ワグネルの部隊がウクライナから国境を越え、ロシア南部ロストフに入ったと表明した。
同氏は、部隊の進路を妨げるものは誰であろうと撃破すると述べ、ロシア軍に「徹底的に」対峙する用意があると発言した。
プリゴジン氏は23日、ロシア軍上層部がワグネルの戦闘員を爆撃で大量に殺害したと主張。ロシア当局はプリゴジン氏が武装蜂起を呼びかけていると非難し、タス通信によると、連邦保安局が刑事事件として捜査に着手した。』
一方、同日11時34分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「プリゴジン氏「部隊をロシア南部へ進めた」 米も「情勢注視」」の題で「ウクライナ侵略」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。
『ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、プリゴジン氏は24日にかけて、部隊をロシア南部ロストフ州に進めたと明らかにした。
プリゴジン氏は通信アプリの投稿で、ロシアのショイグ国防相がヘリコプターやミサイルでワグネル部隊に向けて攻撃させたと主張。「軍指導部の悪の阻止」を呼びかけ「抵抗しようとする者や道路の障害物、頭上の航空機は即座に破壊する」と警告した。
米国家安全保障会議(NSC)の担当者は、プリゴジン氏の捜査について「情勢を注視している」と述べた。』
ワグネル側の動きは素早く、事前の根回しや部隊の統率などが用意周到で、かつ電撃的に動いており、6月24日の時点では既にロストフ市内で戦車や歩兵部隊が市内を占拠し、ロシア国防省関係の施設を攻撃、ロシア正規軍との本格的な戦闘すら開始しているとの情報があります。
在日ウクライナ人でウクライナ支援活動等をされているナザレンコ・アンドリー氏は、同日、自身のツイッターでこれらの動きに次のように述べました。
『ワグネルと露正規軍の戦いで、誰を支持しているかというと… もちろん両方共!☺
ワグネル頑張れ!!腐敗した国防省を許すな!
国防省、ワグネルに負けるな!反乱者に罰を!露国内で核兵器を使ってもいいぞ!
FSB、内戦を防ぎ正統な政権を守るためにプリゴジンとショイグ、両者を撃て!
皆ファイト!』
『プリゴジンの賢いところ。
「東部住民の虐殺は嘘。NATOとウクライナはロシア侵攻を企んでなかった。露国民とプーチン(!)が騙された。露国防省の陰謀だ」と発表した。
これはプーチンに逃げ道を与える。「俺騙された…やはりワグネルが正しい。プリゴジンを国防相に任命し、ショイグを罰する」と言える』
正に、ナザレンコ・アンドリー氏の言われる通りですねえ~(嬉しい大笑い)。
筆者としては、ワグネルを率いるプリゴジン氏は「政治的な人物」で、次のロシア大統領選挙を狙っているとの報道もある程、周到な根回しが得意です。
そしてウクライナ側への接触すらもしているとの報道がリークされる程、節操も無く、顔も広い人物だと分析しています。
その証拠に、ウクライナ侵略の重要な拠点であるロストフ市に進撃し、迅速に占拠しています。
これは、ウクライナ側への明確な「支援」のメッセージであると同時に、ロシア正規軍への「脅迫」「後方拠点攻撃」でもあります。
おそらく、ベルゴルド方面へ攻撃や進撃をしているロシア自由軍団等のロシア反政府武装組織への「棲み分け」も意図しているでしょう。
今後の動きに目を離せません!!
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今後のウクライナ情勢に刮目!!
6月23日時点での、ロシアによるウクライナ侵略の状況
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