ロシア南部を中心とした、6月23日から25日にかけてのロシアの民間軍事会社ワグネルによる「正義の行進」とプリゴジン氏が命名した軍事行動は、ロシアの子分であるベラルーシの大統領、ルカシェンコ氏の調停により「収束」しました。
しかし、その影響はこれから大きく出てくる事は、貴方も貴女も予想されていますよね。
当然です!!
6月25日05時58分に産経新聞 THE SANKEI NEWSが「ワグネル撤収を発表 プリゴジン氏はベラルーシへ」の題で「ウクライナ侵略」の特集・連載項目にて、次のように伝えました。
『ロシアのプーチン政権に対して反乱を起こした露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は24日夜、流血の事態を回避するためとして、首都モスクワまで約200キロの距離に到達していたワグネル部隊を野営地に引き返させると交流サイト(SNS)で表明した。ウクライナに戻るとみられる。これに先立ち、露同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領がプリゴジン氏と会談し、ワグネル部隊の移動を停止させることで合意したと発表した。
露タス通信は24日、露司法当局がプリゴジン氏への刑事訴追手続きを停止し、同氏はベラルーシに向かうと報じた。
露メディアによると、ワグネル部隊は24日夜、占拠していた南部ロストフ州などから撤退を始めた。露正規軍との大規模な衝突が起きる事態は回避された。
プリゴジン氏は、ウクライナ侵略を巡って対立を深めたショイグ国防相ら露軍上層部の刷新をプーチン大統領に求める意図で行動を起こしたとみられている。ただ、プーチン氏はプリゴジン氏の行為を「裏切り」だと非難し、「責任を問う」と表明。プリゴジン氏はプーチン氏の同意を取り付けるのは困難とみて蜂起を断念した可能性がある。
プリゴジン氏は声明で「23日に『正義の行進』を開始して以来、ワグネル戦闘員に一滴の血も流れていない。だが、今は血が流れうるときが来ている」と述べ、ワグネル部隊の帰還は露軍との衝突を回避するための決定だと強調した。
ベラルーシ国営ベルタ通信によると、プリゴジン氏との合意を受け、ルカシェンコ氏は24日夜、プーチン氏と電話会談を実施。プーチン氏はルカシェンコ氏の調停努力に謝意を示した。
プーチン氏は同日午前にもルカシェンコ氏と電話会談しており、調停を依頼していた可能性がある。
露タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は24日夜、露司法当局が開始していたプリゴジン氏に対する刑事訴追手続きについて「停止されるだろう」と表明。プーチン氏の決定として「プリゴジン氏はロシアを去り、ベラルーシに行くだろう」とも述べた。
プリゴジン氏は23日、露軍がワグネルの野営地を攻撃し、多数の戦闘員を殺害したと非難。「露軍上層部を罰する。クーデターではなく正義の行進だ」とし、モスクワに向けてワグネル部隊を出発させた。ワグネルの前進を阻止しようとした露軍と局所的な戦闘が起き、24日までにワグネルは露軍のヘリコプター3機を撃墜したとされる。
プリゴジン氏はワグネルを通じてウクライナ侵略に参戦し、東部ドネツク州バフムトなどを制圧した。ただ、露軍からの弾薬供給不足や軍事戦略を巡ってショイグ氏やゲラシモフ参謀総長ら露軍上層部をたびたび批判。露軍上層部もワグネルの影響力を排除する動きを進めており、双方の対立が深まっていた。』
ワグネルの野営地は、恐らくロシア南部のロストフ郊外にあるのでしょうか。
現地時間で6月24日の夜にワグネル部隊が戦車を搭載したトレーラーやバス・トラック等で市街地から撤退する際には、大勢の市民から「勝利だ」などとの歓声で見送られましたし、ワグネル部隊戦闘員へ飲料や食糧の寄付をする市民の姿もSNS等で拡散されました。
少なくとも、ロストフ市などワグネル部隊が進出した地域では、ロシアのプーチン大統領の言う「裏切り者」扱いはされていないようです。
それだけ「特別軍事作戦」と称する、ロシアのウクライナ侵略に対する現政権への反感も高いのでしょう。
そのような情勢に配慮したのでしょうか、同日07時54分に同メディアが同特集・連載項目にて、「米政権、ワグネル制裁延期か 背景に「プーチン氏利する」」の題で、ワグネルに対する追加制裁を延期する旨の報道をしました。
更に、ウクライナ側は、これら一連のロシアに対する混乱を冷静に分析しつつ、南部や東部での攻勢反撃強化を進めている模様です。
ワグネルによる「正義の行進」は歴史的な転換点!!
今後の動きにも注目!!
民間軍事会社ワグネルを率いるプリゴジン氏
出典:Hassan Sajwani氏 ツイッター
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『ロシアのプーチン政権に対して反乱を起こした露民間軍事会社「ワグネル」トップのプリゴジン氏は24日夜、流血の事態を回避するためとして、首都モスクワまで約200キロの距離に到達していたワグネル部隊を野営地に引き返させると交流サイト(SNS)で表明した。ウクライナに戻るとみられる。これに先立ち、露同盟国ベラルーシのルカシェンコ大統領がプリゴジン氏と会談し、ワグネル部隊の移動を停止させることで合意したと発表した。
露タス通信は24日、露司法当局がプリゴジン氏への刑事訴追手続きを停止し、同氏はベラルーシに向かうと報じた。
露メディアによると、ワグネル部隊は24日夜、占拠していた南部ロストフ州などから撤退を始めた。露正規軍との大規模な衝突が起きる事態は回避された。
プリゴジン氏は、ウクライナ侵略を巡って対立を深めたショイグ国防相ら露軍上層部の刷新をプーチン大統領に求める意図で行動を起こしたとみられている。ただ、プーチン氏はプリゴジン氏の行為を「裏切り」だと非難し、「責任を問う」と表明。プリゴジン氏はプーチン氏の同意を取り付けるのは困難とみて蜂起を断念した可能性がある。
プリゴジン氏は声明で「23日に『正義の行進』を開始して以来、ワグネル戦闘員に一滴の血も流れていない。だが、今は血が流れうるときが来ている」と述べ、ワグネル部隊の帰還は露軍との衝突を回避するための決定だと強調した。
ベラルーシ国営ベルタ通信によると、プリゴジン氏との合意を受け、ルカシェンコ氏は24日夜、プーチン氏と電話会談を実施。プーチン氏はルカシェンコ氏の調停努力に謝意を示した。
プーチン氏は同日午前にもルカシェンコ氏と電話会談しており、調停を依頼していた可能性がある。
露タス通信によると、ペスコフ露大統領報道官は24日夜、露司法当局が開始していたプリゴジン氏に対する刑事訴追手続きについて「停止されるだろう」と表明。プーチン氏の決定として「プリゴジン氏はロシアを去り、ベラルーシに行くだろう」とも述べた。
プリゴジン氏は23日、露軍がワグネルの野営地を攻撃し、多数の戦闘員を殺害したと非難。「露軍上層部を罰する。クーデターではなく正義の行進だ」とし、モスクワに向けてワグネル部隊を出発させた。ワグネルの前進を阻止しようとした露軍と局所的な戦闘が起き、24日までにワグネルは露軍のヘリコプター3機を撃墜したとされる。
プリゴジン氏はワグネルを通じてウクライナ侵略に参戦し、東部ドネツク州バフムトなどを制圧した。ただ、露軍からの弾薬供給不足や軍事戦略を巡ってショイグ氏やゲラシモフ参謀総長ら露軍上層部をたびたび批判。露軍上層部もワグネルの影響力を排除する動きを進めており、双方の対立が深まっていた。』
ワグネルの野営地は、恐らくロシア南部のロストフ郊外にあるのでしょうか。
現地時間で6月24日の夜にワグネル部隊が戦車を搭載したトレーラーやバス・トラック等で市街地から撤退する際には、大勢の市民から「勝利だ」などとの歓声で見送られましたし、ワグネル部隊戦闘員へ飲料や食糧の寄付をする市民の姿もSNS等で拡散されました。
少なくとも、ロストフ市などワグネル部隊が進出した地域では、ロシアのプーチン大統領の言う「裏切り者」扱いはされていないようです。
それだけ「特別軍事作戦」と称する、ロシアのウクライナ侵略に対する現政権への反感も高いのでしょう。
そのような情勢に配慮したのでしょうか、同日07時54分に同メディアが同特集・連載項目にて、「米政権、ワグネル制裁延期か 背景に「プーチン氏利する」」の題で、ワグネルに対する追加制裁を延期する旨の報道をしました。
更に、ウクライナ側は、これら一連のロシアに対する混乱を冷静に分析しつつ、南部や東部での攻勢反撃強化を進めている模様です。
ワグネルによる「正義の行進」は歴史的な転換点!!
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出典:Hassan Sajwani氏 ツイッター
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