小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

九月十九日

2011-06-14 | 嘉永二年

良く晴れて今日はあたたかい。
主人は学校当番で出かけた。
村井多右衛門が来たが後でまた来ると言って帰った。
四時頃に定二郎が来る。
話をしていて酒でも出そうと用意しているところに、また多右衛門が菓子一袋持って来た。
酒を出そうとしたが断られた。が、押し寿司を三つ食べた。
その内に善一も来た。酒を出す。
芋掘りなどして八時頃に帰っていった。
母君は吉田に香典として酒券二枚を持ってお悔やみに行く。
吉田の母が十三日に病死されたのだ。

コメント
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