小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

九月二十三日

2011-07-22 | 嘉永二年
一時雨
昼前に芳右衛門殿が来る。門扉のことで用があるとのこと。
酒を出そうと拵えにかかるが帰ってしまわれた。
良蔵は岩右衛門にて鰹一匹とってくる。
岩橋鉄助(徹助?)が唐紙と半紙を持参した。
夜になって藤助と金蔵が来た。
造り肴、すし、取り口など三鉢持ってきた。
こちらも「上九」から造り肴を取ってくる。
深夜零時頃まで話す。酒も一升取った。楊貴妃の絵が仕上がる。

コメント
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