小梅日記

主として幕末紀州藩の学問所塾頭の妻、川合小梅が明治十八年まで綴った日記を紐解く
できれば旅日記も。

九月二十五日

2011-07-26 | 嘉永二年

母君はお寺参りに行かれて本居に寄られた。
また、山本へも寄られたがいずれもすぐにお暇された。
山本には庭の菊を見るようにとしきりに勧められたが帰ってきたそうだ。
歌を二首席で書いてきたとのこと。大平の十七回忌だったとか。
お留守の間に風呂を焚く。
明日の槍術のご見聞に岩一郎が出るので何かと忙しい。
清吉が来る。
今日は岩橋の用事で和歌へ何度も往来したらしい。
八時頃に帰って行った。
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